野良among usのすゝめ。時々コツ。
2022/01/30追記
改訂版を執筆しました。
しばしば書いているamong us記事シリーズ。今回は友人とではなくオンライン上の知らない人と行うamong us(以下、野良among us)がテーマ。
こちらも良ければどうぞ。
なお、文中で友人と一緒に野良among usに参加する方法についても取り上げている。「among usをやりたいけど人数が足りない!」という時の選択肢を一つ覚えていただければ。
1. 事前準備
野良among usにおいてはボイスチャットではなくゲーム内のテキストチャットを用いて議論することになる。ただしゲーム内の初期設定では定型文(<プレイヤー名>が死んでいる、<プレイヤー名>に投票する、など)しか使えないため、自由に文字が打てるように設定を変更する。
ゲーム起動時のトップ画面から設定画面に入り、画像の通り「データ」タブ中の「チャットタイプ」を「フリーまたはクイックチャット」に変更する。
これで自由に文字が打てるようになる。
ただし、iOS端末の場合デフォルトのキーボードでは濁点が打てない仕様のため、simejiやGboardなどのキーボードアプリを導入することが推奨される。
2. 入り方・最初に確認すべきこと
野良among usへの入室方法を説明する。
トップ画面で「オンライン」を選択後、「公開ルーム」でゲームを探す。
遊びたいステージやインポスター数でフィルターをかけた後、入りたい部屋を選択して入室する。
入室後、最初に確認すべきは以下の2項目である。
・「キルクールダウン」
・「クルービジョン/インポスタービジョン」
上記の2項目はセッション内で確認できないため、ロビーで優先的に確認する。余裕があればタスク数や議論時間も確認しておきたいが、セッション中にも確認できる項目のため、優先度は落ちる。
また、先客の状況によっては普段使っている色にならない場合があるため、自分が何色なのかは意識しておきたい。
3. 友人とのセッションとの違い・特徴
友人とボイスチャットで行うセッションとはいくつか違いが出てくる。
・情報量の少なさ
ボイスチャットとテキストチャットの違いにより同じ議論時間でも提示される情報が少なくなる。慣れるまでは最終位置を整理するだけで精一杯、ということも起こりうる。
ただし、チャットログは一定数さかのぼれるため「あの時あの人は何を言っていたっけ?」という点の確認ができるのはメリットと言える。
・途中抜けや回線落ちの多さ
経験上、かなりの頻度で途中抜けが発生する。死体発見前に落ちることや議論中に抜けられることもザラである。これにより突然6人2狼盤面という危機的状況に陥ることや、8人1狼という超イージーゲームになることがよく起きる。これに対する寛大な心は準備しておきたい。
4. 立ち回りのコツ
上記の特徴を踏まえた上で、ボイスチャットでのセッション以上に意識しておきたい点を挙げる。
情報不足により基本的にインポスターが有利なため、クルー目線の立ち回りを説明する。
・死なない立ち回りを意識する
プレイヤー層にもよるが、死体発見が遅れたりインポスターの黙秘による死体消しが起こりやすくなるため、より慎重に動くべきである。
キルが起こりやすい管理室やナビゲーション、電気室に入る場合はO2や停電など緊急タスクが発生して人が集まっているタイミングを狙ったり、白寄りのプレイヤーに同行したりすることでインポスターをけん制していきたい。
・アドミン情報やカメラ情報を確認する
情報が他プレイヤーから出にくいため、自分で積極的に情報収集を行う。
これらの位置に長時間張り付くことで死体発見時の白証明にもなるため、一石二鳥の立ち回りと言える。ただしその分タスクの進捗が遅れるため、タスクバーの進捗との相談は必要である。
・ボタンを積極的に押す
キルが高頻度で起こりやすいため、ボタンによるキルクールリセットや直近の行動によるインポスター特定をどんどん行っていきたい。
ちなみにインポスターの場合も死体消しが容易に行われるためボタンを押す動きはしばしば強い動きとなる。
5. 友人と一緒に野良among usに参加する方法
友人と一緒に野良among usに参加する場合は上の方法では難しい。これは表示されるルームの検索結果がプレイヤーごとに異なるためである。
そのため、友人と一緒に参加する場合は自分で部屋立てを行う必要がある。
方法は簡単。いつも通り部屋立てを行った後に画面下の「非公開ルーム」を押して「公開ルーム」に変更するだけである。後は他のプレイヤーが入室するのを待てばよい。
ただし、検索の仕様上入室人数の多い部屋が優先的に表示されるため、2・3人で待っているといつまでも人数が増えずタイムアウト、となりやすい。
そのためPC・スマホ・Switchなど複数端末で「サクラ」を置いておくのがオススメである。
ゲーム開始後は上記の通りテキストチャットベースで進めてもよいが、筆者としては友人の間だけボイスチャットを常時つなぎっぱなしで実施する遊び方をオススメしたい。
単純に情報量が増えるだけでなく、相手がインポスターかもしれないことを踏まえた上での情報のコントロールが必要となるため、ひと味違うスリルを味わうことができる。
6. 終わりに
いかがだっただろうか。
野良among usでの練習により立ち回りや情報整理のスキルが上がり、友人とのセッションがうまくなる可能性は高いと思う。
また、少人数でのワンナイト人狼とは違う楽しみ方ができることや身内4人未満でもセッションが成立しうることから、「人数が集まらないからまた今度」という事象が減ると考えられる。
この記事を通して野良among us人口が増えたとすればそれは望外の喜びである。