愛してるぜ市原班~下級生編~
プロローグ
皆さんこんにちは。
ということで、前回の続きとして市原班の下級生を紹介していきたいと思います。
前回は卒業式後ということもあり、多くの方々に閲覧していただきました。
前回の流れで、今回も多くの方々に読んでくれることを願いながら執筆していきたいと思います。
では本題へ。
👆🏻前回紹介した記事はこちらから
👆🏻安坂が紹介してくれた記事はこちらから
安坂光瑠(3年)
新3年生1人目は安坂光瑠(3年)です。
昨年の夏に入る前は少し苦しみながらも継続して練習を積み重ね、5000mではセカンドベストを更新しました。
自称陰キャのコメディアンとしておおらかな性格で誰からも愛され、メガネを外し髪型を整え、一回り垢抜けた上半期でした。
夏以降の9月に入ると走行距離を増やし、月間の距離が900kmに迫る距離を走り込みました。
ちなみに私と彼の走行距離は9月下旬ごろから競り合っていて、結果的にはほんの数百m差で彼に負けました。笑
その走り込んだ距離を自信にして挑んだ10月の記録会でしたが、PBよりも1分ほど遅いタイムでゴールしました。
走り込んだ疲労があるとはいえ、想定以上に悪かったと思います。
そこから調子を落とし、ランニングフォームのバランスが崩れて負のスパイラルに入っていきます。
ある日の練習で一緒に走り、あまりにも彼のフォームが崩れていたので声をかたら、“なんかおかしいんですよね”と本人も言っていて、その結果数週間後に故障をしてしまい年内はまともに走ることすらできませんでした。
彼にとって昨年の夏以降は大学に入ってから最も長い故障期間になり、最も辛い期間になりました。
ですがそこからめげずにコツコツ努力を続けることが出来るのか彼の良い点です。
長い故障期間でもトレーニングルームで黙々とトレーニングを行う姿を何度も見ていて、その姿は周りも認めています。
年が明けてから練習を再開し、2月には5000m、3月にはハーフに練習の一環として出場しました。
先日の絆記録会では納得のいく走りは出来ませんでしたが、彼らしい攻めの走りを貫いた映像を見れたので収穫はあったのかなと思います。
勝負の3年目で1年生以来の覚醒した姿を見せてくれることに期待しています。
樋渡雄太(3年)
新3年生2人目は樋渡雄太(3年)です。
夏前は記録会に出場するも、あともう人絞りが足りずに悔いの残る結果が続きました。
私生活面では持ち前の明るさと爽やかさを活かし、特に同期を中心に打ち解け始め自分らしさを出していけるようになりました。
その後はというと…
一次合宿は合宿前の記録会で5000mに出場しまたが、15分を切ることが出来ず合宿に参加することが出来ませんでした。
その代わり八王子に残り暑い中でしたが、走り込みを行いました。
2次合宿こそは参加予定でしたが、直前の大事な練習を外してしまいこれまた不参加。
その影響もあり昨年の夏合宿は全て不参加で終えてしまいました。
秋以降は少し故障期間が続き、12月末の記録会には何とか間に合わせましたが、納得のいく走りは出来ませんでした。
年が明けて2月末の記録会。
そこではある選考が行われていて、タイムにより選手という立場を退き、サポート陣に回るという選考がかかっていました。
結果は標準タイムをクリアすることが出来ませんでした。
その記録会後に彼が実家の方に戻っている期間がありました。
その頃の私は退寮し、実家で暇を持て余していたので、彼の家まで車を走らせ樋渡家を訪問して彼と今後の方針についてお話をしました。
最初はまだ迷いがあったような目をしていましたが、話しいくうちになにか払拭できたようなそんな目が見れました。
そして3月中旬からチームに復帰し、正式にサポートという立場に就任しました。
今後は裏方としてチームを支え、そのうえで自分の役割や立場を確立し、先を見据えた行動力でチームにとって必要不可欠な存在になって欲しいなと願っております。
直属の高校の後輩として物凄く応援しております。
三坂佳賞(2年)
最後に紹介する新2年生は三坂佳賞(2年)です。
夏前に紹介した際は、この班の末っ子でありアイドル的存在。
そして私の同部屋人であり、毎日癒されていました。
競技面では記録会を練習の一環で3000mを走り、復帰して間もない中で好記録を叩きだしポテンシャルの高さを見せました。
そして初めての夏合宿へ。
1次、2次合宿は順調にこなせましたが、2次合宿の最後で故障してしまい、そこから故障が治っては怪我をしてと故障の負のスパイラル状態に陥ってしまいました。
それでも彼はめげずに朝は私よりも早く起床し、足湯をして足を温めてから朝練習に向かったり、部屋の中で筋膜リリースを永遠に転がして足の筋肉を解したり、暇さえあれば超音波をソファーで動画を見ながら当てに行ったりと故障に対する患部へのアプローチは、同部屋だったからこそ知っている姿がありました。
残念ながら昨年の夏以降は記録会に出場することが出来ませんでしたが、私自身の最後の記録会に安坂(3年)と寮から自転車で法政大学まで応援に来てくれたときは本当に嬉しかったですね。
そして年が明けて彼は2月末に5000m、3月にハーフマラソン、4月に1500mとレースに出場しました。
記録はさておき彼がレースに出場しているという事実が私自身すごく感慨深く嬉しい限りです。
昨年の経験と悔しさをバネに、焦らず地に足をつけて2年目は名を轟かす選手になって欲しいなと思っています。
もし彼が有名な選手になったら、“俺あの三坂ってやつと半年間同部屋だったんだよね”と周りに自慢したいと思います。笑
エピローグ
ということで以上で終えたいと思います。
上級生の紹介から少し期間が空いてしまい申し訳ありません。
卒業式から約1ヶ月経ちますが、やはり後輩の結果を見ると嬉しくなりますし、自分自身頑張ろうと思えます。
現役時代は支援者や応援して下さる方から、元気や勇気を貰えるという言葉を沢山頂戴しましたが、部を離れて社会人になりその言葉が物凄く共感できるなと感じています。
彼ら後輩達の努力の結果を見て、私もこれからの社会人生活を頑張りたいと思います!
今回も読んでいただきありがとうございました。