金髪猿

おれには2つ年下の金髪の親友がいる。
そいつは、クソ面白いやつだ。
おれがそいつと小中学校時代に出逢っていたら、絶対お笑い芸人として漫才を組んでた。
そんくらい面白くて個性のあるやつだ。

そしておれはそいつと喧嘩ばっかしてる。
そいつは送信取り消しが大嫌いなのに、おれは日常的に送信取り消しをするから、よくキレられる。
話し合いで意見が割れて、そこから長い喧嘩に発展することもある。
あと好きな子が被ったこともある。
それで大喧嘩した。
絶交寸前の大きな喧嘩で、最終的には仲直りできたけど、一方的におれが責め立てたから、そこはマジで申し訳なかった。

おれは激情形の人間だから、怒ってる時は自分の感情をコントロール出来なくなる。
おれは口ばっかなところもあって、その度にそいつを失望させてきた。
他の友達にはしないダルい行為を何故かそいつにはしてしまう。
死ぬまでずっと仲良くしたい友達に限って、なんでそんなことするんだよ。
でも、そいつは優しいから、そんなおれんことも受け入れてくれてる。

一時期おれは男なのに、同姓のそいつを愛してた。
今は愛は消えたけど、人間的には今でも大好きだ。

そいつとは数多くの喧嘩をしてきた。
もしおれんことだるく思ったら、マジで見捨ててくれてもいいと思ってるよ。
仮にそうなったら、おれは立派な漫画家になれないし、人間的にもクソであり続けると思うから損失がデカすぎるけど、、
でもそれくらいヤバいことをしてきたから受け入れるべきでもあるよな。

そいつはおれの悪いところを本気で指摘してくれるから、マジで感謝してる。
おれはそいつのためにできる限りのことはしてきたつもりだけど、なんか空回りしてる気もする。
おれもそいつの役に立てることもっとしたかったよ