お前へ 時に馬が合い、時に水と油の僕とお前。 僕とお前は専門学校で初めて出会った。 二つ年下のお前は、すぐに僕を"クソメガネ"と命名した。 その時はいきなり言われてチビったよ。 それからというもの僕らは喧嘩ばっかしてたな。 喧嘩といっても、馬鹿にし合う喧嘩じゃなく、悪い部分を指摘し合うものが多かった。 テキトーな僕に対して、お前は本気でぶつかってきてくれた。 お前が言うことって的確すぎて、胸が締めつけられるんだよ。 言葉以上の思いが心の奥まで伝わってくる。 平和主義だっ
僕は、か弱すぎるココロの持ち主。 普通の人から見たら大したことない出来事に、僕は過敏に反応してしまう。 そして真実とはかけ離れた邪推をする。 昔から空想的な想像をするのが癖になっているせいで、真実をおかしな方向へと導くことがある。 つまり、周りの人に迷惑を掛けるということだ。 一時期は孤独に生きようとも思ってたけれど、孤独は人生を究極的に害することを知ってからは止すことにした。 ただそうなると、僕のことを受け入れてくれる家族や友達に申し訳ない。 関わってくれてる分だけ、迷惑に
夜景のビルを背景に おれとお前は向き合った 張りつめた空気に 友情の爆ぜる音がこだまする 変わりたい気持ちを胸に 激情の束縛を絶つ この先 味わう人生を 明るい希望で満たしたいから きっと やり遂げる 若気の至りを乗り越えて 同じ背丈を持つおれら 目線は真っ直ぐ重なった 冷たい風を よそに お互い目に浮く涙あり 変わりたい気持ちを胸に 身勝手な振る舞いを絶つ この先 歩む道のりを 華麗な光で照らしたいから きっと やり遂げる 若気の至りを乗り越えて 変わりたい気持ちを
おれには2つ年下の金髪の親友がいる。 そいつは、クソ面白いやつだ。 おれがそいつと小中学校時代に出逢っていたら、絶対お笑い芸人として漫才を組んでた。 そんくらい面白くて個性のあるやつだ。 そしておれはそいつと喧嘩ばっかしてる。 そいつは送信取り消しが大嫌いなのに、おれは日常的に送信取り消しをするから、よくキレられる。 話し合いで意見が割れて、そこから長い喧嘩に発展することもある。 あと好きな子が被ったこともある。 それで大喧嘩した。 絶交寸前の大きな喧嘩で、最終的には仲直り
先日、遂に拙者は20歳になった。 これからは一人称も「おれ」から「拙者」に変えたいと思う。 その方が威厳に満ちた一人前の漢って感じがするからね。 "ジャネーの法則"というものがある。 歳を取れば取るほど時間の流れを早く感じるというもので、0歳から20歳までの20年と、20歳から80歳までの60年は体感的に同じ長さに感じるらしい。 拙者も20年の人生を振り返れば、あっという間だった気がする。 無事健康的に生きれたら80歳になるのもあっという間なのかな。 20歳までの今までの人生