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頭痛について

今日は「頭痛」について書きます。昨日も頭痛に見舞われしんどかった‥。


頭痛もちの私

私は乱視持ちなので、目が疲れやすく頭痛は昔から多かったです。
分類としては「緊張型頭痛7:片頭痛3」といった感じで、片頭痛になった場合は、寝込んでしまい、吐き気が出るほどひどいときもあります。緊張型はしょっちゅうで、特に休みの日の弛緩した状態で起こることが多いです。あとは気圧の変化(気圧の下降に弱い)や極端な暑さでもなりがちです。

①病院診察 30歳の時

1回目は、30歳の時。後頭部が痛くなり気になったので、頭痛外来のようなところで診てもらいました。結果「肩こりからくるもの」ということで、特に重大な病気ではありませんでした。デスクワーク&パソコン使用ということもあり、肩こりは慢性的にあり、ひどくなると頭痛までもよおすのだと、知りました‥でも若い時はあんまり気にしてなくて特にストレッチ等もしてなかったのが今となっては、良くなかったなーと思います‥。この時は特に頭痛持ちに対しての薬等は処方されませんでした。

②病院診察 42歳の時

相変わらず頭痛持ちは変わらなかったけど、ある時ものすごく背中や肩にまで響く頭痛がありました。歩くとジンジンと響くくらい。気持ち悪さもあったと思います。いつも飲む鎮痛剤(市販薬)も効かず、それが治るまで約2日間は、寝てるしかありませんでした。なんかいつもと違うと思い、近所の脳神経外科を探し、検査してもらいました。結果、右大脳に「海綿状血管腫」という血管奇形があることが判明。しかも出血していました。MRIで見ると、白いかたまりのようなものがばっちり映っていて、この疾患と分かるまでは脳腫瘍の可能性もあったのでとても怖かったのを覚えています。

幸いにも、言語障害・麻痺・てんかんは生じてなく、手術のアプローチもしやすい箇所だったので、摘出手術を勧められました。突然の開頭手術の話に驚きましたが、この海綿状血管腫はあるだけなら問題はなく、ただ一度出血すると再出血確率があがるのと、また出血した時、今みたいに特に重篤な症状が出ない保障がない、ということで爆弾を抱えながら生活することになるというのがちょっと怖くて、だったら取ってしまおう!と決断し、手術に踏み切りました。CTでの造影検査もしましたが、海綿状血管腫と一緒に発生しやすい脳動静脈奇形はなかったので、そこもラッキーでした。(おそらく私の血管腫は生まれつきあったものだと思われる)

入院期間は約12日間。手術は全身麻酔で約7時間くらい。手術前までは毎日のように頭痛がしていて、とにかく早く取ってもらいたい一心でした。全身麻酔も長期入院も初めてでしたが、長年休みなく働いていたこともあり、疲れがたまっていて、いつまでも寝られる環境が静養となって本当によく病室で寝ていたと思います。それが許されるって病気の時くらいですから・・。当時はコロナ感染が広まってきたころで、お見舞いなどもなかったので、気楽でした。(寂しいとは思わなかったw)

摘出後は約1か月仕事を休み、家で静養。これが私の社会人人生で一番休みを取った時期になります。それから数年経ちますが、後遺症もなく経過観察でも特に問題なく再発はしていません。今後もずっと経過観察をしていく必要があり、数年ごとに脳神経外科へMRI撮影にいっています。

病気消滅後、頭痛の頻度は?

大体月10日くらいは頭痛はありますね。これは前から変わりません。寝込むような片頭痛はかなり減ったと思います。それが海綿状血管腫摘出と関係しているかは正直わかりません。ただ、気圧下降によるもの、暑さによる頭痛は相変わらずあります。

片頭痛の前兆?閃輝暗点とは?

こんな感じのギザギザしたものが視界にあらわれます。

初めてなった時は目の異常かと思ったこの現象。
閃輝暗点といいます。これは脳の異常からきているんですね‥。
Grokさんにきいてみました。

Grokで「閃輝暗点」についてきいてみた

基本的にこれを知ってから、この後片頭痛がくるかも?と思うようになったけど、来るときも来ない時もあります。この閃輝暗点自体は年1回ある?くらいの頻度なので。急に来るのでその時は仕事を中断なり、ちょっと休憩したりと対処してます。大体数分で視界外へ消えていきます。

いつもと違うと思ったらすぐ病院へ行こう

私が言いたいことはこれです。脳疾患は怖いです。ちょっとでも違うと思ったら心配性といわれようと、病院へ行きましょう。幸いにも私は頭痛だけしか症状がなく、他の症状がなかったのはかなり運が良かったと思います。特にてんかんは発症してもおかしくなかったみたいですし‥。そのほか脳の疾患には、くも膜下出血や脳出血、脳梗塞と、色々怖い病気がありますので。あと最近は脳ドッグなんかもいいと思います。そうでもしないと自分の脳のことって知りえませんからね。