間違いにこそ価値がある!中学数学

正解にはもちろん価値があると思いますが、本当の理解を進めるうえでは

①どうすれば間違えるのか

②つまずいているのは何が原因か

の2点がわかればよいと思います。

たとえば、多項式の計算で次のような問題があったとしましょう。

5x-x

この計算の答えは4xですが、こんな間違いがあります。それは、

という答えです。この生徒は5x-xのx-xの部分しか見ておらず

5xが一つの塊(項)であるという概念が抜けております。

数学が苦手なほど、こういう生徒は多く存在し数学教師の頭を悩ませます。

しかし、こういう間違いをするからこそ、塊(項)の概念が大切になってくることがわかります。

だからこそ、単項式や同類項を教える際に、項の塊に注目させなければならないこともわかります。

間違いと向き合い①と②を考えることでケアレスミスを防ぎ、理解が進むことを期待しています。

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