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FPだけど家計簿つけるのやめました。

もう1月も終わろうとしているとは……。早すぎる。地球が一巡しようとしているような時の加速よ。

さて、タイトルのとおりなのですが、今年から家計簿つけるのやめることにしました。

FPなのに、それでいいんかい、という話ですが、実際、FPのみなさんはつけておられるのでしょうか。案外、つけてない人も多そうに感じています。というのは、結局のところ、その必要がなければ家計簿なんかつけなくてもいいのだし、家計簿をつける目的は、だいたい家計簿でなくても果たせたりするからです。

ぼくも、そんなにマジメにつけていたわけではないです。それに、そもそも、家計簿といっても、実際には、家計簿にもなるお金管理アプリを使っていたという話です。

アプリは、各種金融機関と連携することで残高などが一覧できるのがベンリだったのですが、アップデートで、無課金ユーザーの連携機能が制限されたため、もういいかなと思って利用をストップしました。

家計簿は、必要なのか?

家計簿って必要なのか?という話をしたいと思います。

自分のお金の使い方、特に家計の管理で悩んでいる、問題を抱えているという人は一度やってみるといいでしょう。それ以外の理由でなら、特に必須ではないかな、というのが、ぼくの結論。

家計簿の効能は「お金の使い方が可視化されること」。

家計が赤字だ、節約したいけどどうればいいかわからない。そういう課題がある人は、まず、何にお金を使っているのかを把握しなくては始まりませんから、最初の診断情報を得るために、家計簿をつけてみたほうがいいです。逆に言えば、お金の使い方の特徴がわかればいいだけなので、3ヵ月もつけてみればだいたい様子がわかり、それ以上はなくてもいいとも言えます。

ただ、レコーディングダイエットの原理で、お金の使いみちを可視化し続けることによる無意識のムダづかい抑止効果などもあると思われるので、継続する意味がないわけではないです。

ぼくは、そんなにお金づかいが荒いほうではなく、かといって特に節約を意識しているわけでもなく、日々、なんにも考えずにお金を使っていますが、ずっと家計簿アプリに記録した結果、びっくりするくらい支出額がほぼ一定ということがわかったので、こりゃ相当ライフスタイルが変わらん限り、記録する意味あんまりないな、と思って、続けるのやめました。

資産の推移だけウォッチしとけばいいはず

ところで、ぼくは、毎年お正月休みのあいだに、全資産をチェックするという習慣をもっています。

いちおう、ふだんも気が向いたときだけチラ見はするのですが、そんなに激しく値動きするような投資をしていないですし、したとしても、それに一喜一憂するのが意味がないと思うので、日頃はほとんど気にしていません。

(補足:株式やFXをやってるひとはこまめに見てください。ぼくはインデックス型の投資信託とETFしかもってないので、月一回くらいしか見ないし、見たとしても見るだけで月単位では何もしないです。)

それを年に一回、じっくりとあらためて、リバランスなどをして、次の年の資産運用の方針を立てるわけです。

これについては、当然、やったほうがいいです。

というか、これが年に一回なのはちょっとほったらかしすぎるかな、と思って、家計簿やめたかわりに、毎月、資産状況だけ記録した、資産簿的なものをつけようかなと思ってます。

具体的な書き方はこれから考えますが、要は毎月、預金と証券の残高を全部をリストアップするのと、そこに加えて、「イレギュラーの、大きな支出」を記録していくだけにするつもり。

家計に問題があって、日々の支出で細かく赤字になっていく人は、節約や、根本的なライフスタイルの見直しが必要です。

そうでない場合は、その多寡はともかく、いちおう右肩上がりで資産は積み上がっていくわけですから、その積み上げを維持すればいいわけで、そのためには日々の支出とは異なるところで出るイレギュラーな支出だけ管理しておけばいいはず、という理論で、このように考えました。

もっとガンガン増やしていきたい、目指せFIRE!みたいな方は、もうちょっとシビアになさったらいいと思いますが、ぼく自身は、まあこんくらいでいいかな~と思っているのでした。


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