【レシピ001】クリスマスのローストチキン

毎年クリスマスになると丸鶏をローストチキンにする。12月になると近所の商店街のお肉屋さんで丸鶏を予約し、当日の朝に受け取りに行くのだ。

クリスマスに丸鶏を焼くのはもう習慣と言っても良い。そういえば実家でもほぼ毎年、母親がローストチキンを焼いていた。ただ、それよりも大きい思い出はイギリス留学時代に同じ寮のフラットメイトたちと食べたローストチキン。鶏肉もさることながら、グレイビーソースの美味しかったこと。

そういえばグレイビーソースはイギリス料理の要と言っても過言ではなく、特にマッシュポテトにかけて食べると、もうそれは最高でしかない。

というわけで毎年クリスマスになるとローストチキンとグレイビーソース、マッシュポテトが作りたくなる(別にクリスマス以外に作っても良いのだが)。ローストチキンを家族やシェアメイト、友人と囲んで、やっと1年を終えられるのだ(大げさ)。

レシピはこちら↓

<材料>

■ローストチキン
 ・丸鶏1羽(1.5〜2.0kgくらい)
 ・レモン1つ
 ・塩(丸鶏の重さの1%くらい)
 ・胡椒 適量
 ・オリーブオイル 大さじ2
 ・バター 大さじ1
 ・たこ糸(あれば)
 ・玉ねぎ 2つ
 ・にんじん 2つ
 ・にんにく 3つ

■マッシュポテト
 ・じゃがいも(男爵いも) 4つ
 ・塩 小さじ2
 ・バター 30g
 ・牛乳 100cc
 ・生クリーム(あれば) 30cc

■グレイビーソース
 ・小麦粉 大さじ2
 ・水 300cc
 ・塩 適量
 ・胡椒 適量

<作り方>

①オーブンは200度に予熱しておく

②丸鶏に塩と胡椒をまんべんなくすり込む。特にお腹の中も忘れずに。お腹の中に半分に切ったレモンを2つ詰めて、余裕があればたこ糸で両足を縛る(そうすると焼き上がりがきれいになる)。

③耐熱のオーブン皿に半分に切った玉ねぎ、にんじん、にんにくを並べ、その上に②の丸鶏を置く。丸鶏の上からオリーブオイルをまんべんなくかけ、バターをのせる。

④③の丸鶏の表面が濃いきつね色になるまで約60分間焼く。途中で焦げそうであれば温度を下げる。竹串を刺して、肉汁が透明であればOK。

⑤丸鶏を焼いている間にマッシュポテトを作る。じゃがいもの皮を剥き、4分の1に切り、小さじ2の塩を入れたお湯で柔らかくなるまで煮る。柔らかくなったら水を捨て、すぐにバターを入れてじゃがいもをマッシャーでつぶす。牛乳と生クリームを加えながら滑らかになるまでつぶしていく。最後に塩で味を整える。

⑥鶏が焼き上がると、別のお皿にとりわけ、アルミホイルをかぶせて休ませる(この間に余熱でさらに火が入る)。

⑦この間にグレイビーソースを作る。鶏を取り出したオーブン皿を弱火にかけながら小麦粉を入れ、ペースト状になるまで混ぜる。このとき玉ねぎやにんじんもつぶしていく。

⑧ペースト状になれば、水を少しづつ加えていき滑らかにする。それをざるで漉して、別の鍋に入れ、弱火で温める。最後に塩で味を整える。

⑨取り皿に切り分けたローストチキン、マッシュポテトを載せ、グレイビーソースをかけていただく。

Bon Appetit!

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