中学生に重度うつ病になってある程度回復したアラサーになるまでの話①
こんにちは。りきこといいます。
私は中学生で重度うつ病になり、いま社会人としてどうにか働けています。
アラサーになり、働けているという意味ではうつも寛解したと言っていいかもしれない。
そんな中で、自分の人生を振り返るためにも今までの軌跡を書こうと思いました。
まず、私が今になって「これって鬱の始まりだったんだろうな」て思う瞬間は、中学3年生の中盤。受験勉強真っ盛りの時でした。
私は当時通っていた中学では頭がいい方だったけど、天才ではなかった。でもプライドが高くて白黒思考の私は、県トップの高校に入りたかった。
そのため中学3年生の夏頃には受験勉強のため、「合格」とかいた書道をはり、謎のハチマキを頭にまき、気合を入れた。また、最大限寝ないように、寝るときは床で寝るようにしていた。また、空き時間は常に塾の自習室。ちゃんとした食事をとる時間がもったいないので、カロリーメイトで済ましていた。
………今振り返ると、狂っている。ただ、私は本気だった。
だが、夏休みが終わり模試を受けたり、必要な内申点を確認するにつれ、県
トップの高校が難しいことがわかってくる。私はしょうがなく受け入れ、受かる見込みの高い県で4、5番手の高校に変更した。そしてそのためにその高校の試験問題や対策をしていた。
そんなある日だった。いつものように朝がきて、目が覚める。
「こんな生活いつまですればいいんだろう」と、起きた瞬間に思った。
体が鉛のように重く、「嬉しい」とか「楽しい」といった感情が無になった。
世界がまるでグレーになったようだった。
これが今思うとうつの始まりだったんだと思う。
続く