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呟きとメモ 2023-6-6まで

 雪舟の「秋冬山水図」 の<冬景>は、不思議な絵である。これを見ると私はいつもセザンヌのある種の絵を思い浮かべてしまう。
 この作品の画面右手の天から落ちてくるような巨大な岩塊は、画面左手遠景の白い山塊を非常に強引に遮る構成となっている。が、この構成は、直ぐにはそうと知覚されない。
 むしろ画面右手の巨大岩塊は、あたかも空間の裂け目から現出した不思議な空間のように見えてしまう。
 この作品の画面上部に垂直方向に伸びる筆線はいったい何かという問いは、すべてこの空間構成がうまく読み取れないことから来ている。

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 辻惟雄さんが、若冲とプライスさんとご自身について、朝日新聞に語っているのを読んだ。
 プライスさんの笑顔は、辻さんの笑顔にちょっと似ているかもしれない。
 奇想という言葉は辻惟雄氏以後、だいぶ日本美術史や美術ジャーナリズムでも使われるようになったが、辻氏の「奇想の系譜」が世に出るころ、氏はやはり奇想という言葉が出てくる「迷宮としての世界」などを読んでいて、西洋美術史のマニエリスムにもかなりの関心を抱いていたようだ。

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 今年は近所でもバラの花が見事に咲いているように思う。

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 NHKのど自慢、漫然と見ている。

 われら庶民の姿が見られて楽しいのだが、後方で歌に合わせて手を左右に揺ら揺らしているのが見えるのはあまり気持ちよくない。

 自分が子供の頃よく解らなかった民謡がきわめて少なくなってしまったのは残念だな。

 司会者も代わり、バックの演奏もなくなってしまった。NHKによると、いろいろ理由があるらしいが。

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 「ふつうの顔」のまま人は追い詰められていく、という 沼田和也 氏の言葉を紹介した 鷲田清一 氏の今日の記事が印象に残った。

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 「すごいと思われたい。偉いと言われたい。」
 アダム・スミスに絡め、承認欲求について書いた有田哲文氏の記事を読んだ。

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 死んだら生まれ変われるかどうかわからない。生きていれば生まれ変われるかもしれない。

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 角交換は先手必勝か? 

 AIに絡めた朝日新聞記事を読んだ。将棋 の戦型

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 「あなた方は値段が高い時にだけ、『困った』って聞きたくて来るね。…ぐうの音も出ない。」長沢美津子さんの朝日新聞記事を読んだ。


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