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混沌の10.5弾を生き抜く! 黒モリア徹底解説
初めに
こんにちは。理系のためのワンピースカードと申します。EB10.5弾が発売されてちょうど2週間が経とうとしていますが、新環境楽しんでいますか?発売前は10エネルが強いって話で持ちきりでしたが、最近は緑紫ルフィの話題で持ち切りですね。
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僕も緑紫ルフィについて記事を書いているのでよかったら読んでいただけると嬉しいです。無料なのでぜひ。
この緑紫ルフィというデッキのせいでおかげで環境がかなりかき乱されています。EB発売まではほぼ注目されていなかったリーダーでしたが、実際に回してみるとかなりのパワーがあるデッキです。10.5弾環境のフラッグシップにおいてぶっちぎりの入賞数を記録しました。
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荒れに荒れた10.5弾環境、この混沌とした海を渡り切るリーダーがいます。それが黒モリアです。
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改めまして。今回は、黒モリアについて解説していこうと思います。
・10.5弾で強化されたデッキを使ってみたい
・安定性のあるデッキを使いたい
・しばらくモリアを使ってなかったけど、久々に使ってみたい
・トラッシュを使う面白いデッキを組みたい
・緑紫ルフィを倒したい
といった方に向けたノートになります。無料部分も多いので、よかったら読んでいってください!
10.5弾の強化
まずは、10.5弾前後においてモリアの構築がどう変化するのかについて解説していこうと思います。
10弾までの2つの型(非海軍型と海軍型)
10.5弾発売前までは、大きく分けて2つの型が存在していました。スリラーバーグ海賊団のカードで固められた型(非海軍型)と海軍のカードを混ぜた海軍型です。
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どちらにも採用されているカードとしては
・つる
・ヒナ
・レベッカ
・3種類のスリラーバーグ4コスト達(アブサロム、ホグバック、ペローナ)
・モリア
・氷河時代
これらのカード以外の枠をいじくる形になります。
特徴は
非海軍型のメリット→4ルッチの採用による多面処理、海軍のカードを多く採用しなくてもいいという柔軟性
海軍型のメリット→2ブランニューによるサーチ+墓地肥やし
非海軍型のデメリット→サーチがなく安定性が低い
海軍型のデメリット→2ブランニューをスカりやすい、海軍のパワー不足
です。そしてどちらにも言える10弾までの問題があります。それは、
「8モリアに依存しすぎてしまう」
ということ。
8モリアに依存しすぎ問題
黒モリアというデッキが、そして黒というデッキカラーが8モリアに依存しすぎているという問題が露呈します。
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混色のデッキであればほかのカードが大型枠を補ってくれるのですが、黒単色デッキでは8モリアが強すぎます。おかげで8モリアを引けたとき、引けなかったときの出力差に差がありすぎて勝てた要因と勝てない要因に8モリアが絡むことになります。もう現在のワンピースカードにおいて8モリア以外の大型はついてくることが出来ません。
突如現れた救世主「仏のセンゴク」
そこに現れた救世主がそう、今回収録された7コストのセンゴクです。
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このセンゴクの追加によって、頼れる大型が1種類増えました。できるようになった強い動きを簡単に紹介すると
①7ドンターン
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7ドンでは多面展開に手札が2枚以上必要だった→手札消費を1または0に抑えつつ(大型もだしつつ)多面展開
②9ドンターン
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4ヒナを出すことでリーダーに1ドン付与。これにより大型を出しながらリーダー効果使用可能。
③10ドンターン
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モリアがいなくても大型と小型を多面展開+相手のキャラをKOが可能。また、8モリアでは難しいリーダー効果との両立も容易。
といった動きができるようになります。これによって
・もともと後攻寄りだった海軍型の、先攻の動きを強化
・強い大型の追加により、終盤における安定性up
という恩恵を黒モリアは受けました。
モリアを握るなら今(環境考察)
EB環境初期であるということ、そしてセンゴクによる強化をもらったことでモリアを握るなら今、と私は思います。
10弾終盤
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ドフラミンゴと黒ティーチが環境の中心でした。これは皆異論ないと思います。分布は減ったものの青ドフラが一つ頭抜けていてドフラに勝てないと無理というのが一種の基準となりました。ですが青ドフラに有利なデッキは悉くティーチに不利であり、
①ティーチに有利な青ドフラ
②青ドフラに有利なデッキに有利な黒ティーチ
③青ドフラに有利だがティーチに不利なデッキ
④青ドフラとティーチにまあまあやれるが、ほかのデッキにはあまり有利が取れないデッキ
という分布だったと私は感じました。
10.5弾初期
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10.5弾エネルが黒ティーチに有利になりtier上位へとランクアップすると思いきやあまりティーチには勝率が振るいませんでした。私も調整してみた感じ、まだティーチのほうが有利です。そのまま環境が変わらないと思いきや、ふたを開けてみると緑紫ルフィが台頭しました。黒ティーチにかなりの勝率を誇り、フラッグシップバトルでの入賞数を増やしています。
10.5弾の変化予想
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緑紫ルフィが増えたことにより、ティーチの分布が減ることが予想されます。ティーチが減ることによってティーチに有利だった青ドフラも減少し、それ以外に勝てるデッキの種類が増えることが予想されます。ここでポイントなのが
・不利対面の少ない安定性
・緑紫ルフィに勝てること(除去デッキ)
この二点です。これを満たすのが、黒モリアです。10.5弾の強化も相まってとてもいい立ち位置にいるのでモリアを握るなら今です!
構築
まずは構築のみ公開しておきます。4枚積みが少なく、3,2枚積みが多く入っていてあまりきれいな構築ではありません。なぜこのような構築になったのか解説します。
なぜ3枚積みのカードがあるのか
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理由は
①カードの種類を多くして蘇生先に幅を持たせるため
②序盤にほしいカード、手札から出したいカード以外は3枚でも落ちてくれるため
の2つです。
①カードの種類を多くして蘇生先に幅を持たせるため
この理由はわかりやすいと思います。例えば2ヘルメッポがトラッシュにいれば8モリアでアブサロムと同時に蘇生してコスト5以下をKOすることが可能です。ブルックを採用しておけば、レベッカ効果で出すことでKOしながら同時にブロッカーも立てることが可能です。といった具合に蘇生先があればあるほど選択肢が増えます。カードゲームにおいてたくさんの種類の動きが取れるというのは大きな強みとなります。
②序盤にほしいカード、手札から出したいカード以外は3枚でも落ちてくれるため
確率的に3枚のカードは十分トラッシュに落ちてくれる可能性が高いです。例えば、先攻を取り10ドンのターンまでに4回リーダー効果を使用したとします。
初期手札5枚+9ドンターンまでにドローするカード4枚+ライフのカード2、3枚+リーダー効果でトラッシュに行くカード2×4枚=約20枚が見えることになります。
ここに4枚採用のカードAがある確率は98%
3枚採用のカードBがある確率は95%です。
15枚で計算したとしても
4枚採用のカードAがある確率は94%
3枚採用のカードBがある確率は88%です。
確率的に3枚でもいいと考えてこの採用枚数にしました。
また、3枚より少ない枚数のカードでもゲームが長引くほど落ちる可能性は上がっていきます。ということを考慮し、
・手札から使いたいカード、必須のカード→4枚
・ゲーム中にトラッシュから蘇生したいカード→3枚
・優先度は低いがあると便利なカード、または手札に来てもあまり使わないカード→2枚か1枚
という基準を設けました。
有料部分について
有料部分では基本の回し方と採用カード解説、各対面についての解説を載せています。サンプルを載せておくのでよかったら購入していただけると嬉しいです!
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基本の回し方
まずは基本の回し方。各ドンの動きを解説していきます。
先攻後攻どちらを取るべきか
先攻のメリット→リーダー効果を最速で使用可能。7ドンターンの最速センゴクorリーダー効果+4コストの動きが良い。
後攻のメリット→ブランニューを2ドンターンに強く使うことが可能。6ドンターンのヒナ+リーダー効果(アブサロム)、8ドンターンの最速8モリアが強力。
この両方のメリットを比べた時に、
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