子供2人を同時に動かすのは難しい [2023/12/12 #019]
どーも、理系パパです。
今日は最近の悩みを書きたいと思います。それは、長男(5歳)と長女(2歳)の両方を動かすようなインセンティブ設計が難しいというお話です。
我が家では、朝と夜にテレビを見る時間を設けていて、朝は幼稚園・保育園への出発準備が完了~出発の時間までを、夜は寝る前の準備ができて~寝る時間(21時)までをテレビの時間としています。詳しくは下のエントリーをご覧ください。
準備が完了したらテレビを見られるというインセンティブを、子供が片づけや準備をするモチベーションに使っていたのですが、長女がイヤイヤ期に入り、言うことを聞かなくなってきたため、上手く機能しなくなってきてしまいました。
今夜の21時頃、我が家の子供たちの状況は次のようでした。
長男(5歳)が寝る前の準備を始める
長女(2歳)はパズルに夢中で、作っては崩しを繰り返している(この間も私が何度か「片づけてね」と声掛けしている)
長男が長女が散らかしたパズルや他のおもちゃを片付け始める
長女が、長男が片づけてくれたパズルを再び引っ張り出してきて遊びだす
長男が怒って泣き出す
長女は私の声掛けをようやく聞いて、片づけ始める
21時になり時間切れ(テレビの時間なし)
この場合、長男は自分が出したおもちゃを片付けたり、歯磨きをしたりと、比較的順調に準備をできていたのですが、長女が言うことを聞かず、タイムオーバーになってしまったというケースになります。このように複数のプレイヤーがいるときにその全員が義務を果たさなければインセンティブが得られないという設計にしていたため、上手く機能しなくなってきたということになります。
長男が片づけ等を頑張った分、テレビを見られなかったことが悲しかったようで、あまりにも泣き叫ぶので、私はとっさに「明日の昼間に長女がいない間に少しテレビを見よう」と提案し、長男は納得した様子でした。(あまりいい方法じゃないことは分かっているのですが…。)
頑張った人がきちんと報われ、他人の頑張りに乗っかるフリーライダーを防止するような仕組みはなかなか難しいと思います。よくグループワークなどの成果物の評価では、成果物自体の評価に加え、グループ員の相互評価(例えば、グループ内で頑張っていた人の名前を挙げてもらい、その得票数によって成果物自体の評価を傾斜配分する)を取り入れる方法を耳にします。この方法は比較的グループを率いていたリーダー的な人の評価を上げることにはつながりますが、陰で資料を作ったりといった目立たない作業を頑張った人の評価があまり上がらないという欠点もあると思います。なかなか万能な仕組みづくりは難しいようです。
さて子供へのインセンティブにとって上記のような相互評価のような方法は難しいと思いますので、何か他のいい案を考えているのですが、良い方法が見つかっていないのが現状です。何かいい方法が思いついたらまた、ここで紹介したいと思います。
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