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ビリヤニの会
友人Kが牡蠣のビリヤニとダルカレーを作るからおいでと誘ってくれた。
そしたら友人Eが昼呑み用に1本下げてきた。それで、昼からこうである。
三連のお皿、左から「クレソンの和え物」「酢モツ」「べったら漬け」
奥の丸皿、「ホタルイカの梅味噌仕立てクレソン添え」
そして、広島産の日本酒「蓬莱鶴」。これはシャンパンのような発泡酒だ。
とにかくうまい。スイスイと飲みすぎるが、口当たりが軽いわけではない。
料理は全て手作り。レシピをご紹介。分量は目分量。
クレソンの和え物…クレソンをゆで、水気を切る。黒ゴマ油、ガラムマサラ、ジンジャーパウダー、粒マスタードを混ぜて、クレソンを和える。
酢モツ…信頼できるモツ屋で薄切りモツを購入する。ポン酢と米酢をブレンドし、好みで柚子胡椒を。玉ねぎの薄切りとともにモツを和える。
べったら漬け…タテ長に4分割した大根に、塩大さじ1と砂糖100gをよくもみ込む。30分〜2時間経ったら、甘麹(水分の少ない甘酒)に漬け込む。30分後くらいから食べられる。長く漬けても良い。
ホタルイカ…ボイルしたホタルイカを塩水でよく洗う。水気を切ったら梅味噌(味噌の中に青梅を漬け込んだもの)で和える。
肝心のビリヤニとダルカレー。
牡蠣のビリヤニはバスマティーライスという長粒米を使用。わたしが昨年の今ごろ、牡蠣に当たって救急搬送されたことを踏まえ、わたしの分はチキンで作ってくれた。んー。うまい。
手前のダルカレー(豆のカレー)は、辛すぎず、豆の甘さがほんのりと。舌触りは濃厚なクリームのようなのに、あっさりとした植物性の味わい。(これでわかるのか?)
ビリヤニのレシピも。
バスマティーライス(なければ普通のお米でも良い)を一晩浸水する。
小さい鍋に油を熱し、湯気が立つようになったら、マスタードシード(乾燥)と唐辛子を入れる。唐辛子が黒くなったら、
刻み生姜、ねぎ(玉ねぎ)、を炒めつつ、塩、ターメリック、ガラムマサラを投入。牡蠣(鶏肉、ホタテ、えびなどでも良い)を入れてさっと火を通す。この後お米と一緒に炊くので加熱しすぎないこと。
浸水した米を普段通りに水加減して、具を投入。鍋で20分炊き込む。
10分間蒸らして出来上がり。
こういう時、分量はどうなんだ、と心配するが、友人は「テキトーなのよ。まあ、これくらい?」とか言いながらパッパッと、スパイスをふりかける。
友人Eが、「いろいろあるかもしれんけど、こうして美味しいごはんを食べられる時には、全力で楽しもう!」と言った。なるほどなー。それがいいよね、と思い、箸をつけたらもう止まらない。ビリヤニを三杯お代わりした。
(この後、ゆずで作ったレモンカードのようなものがデザートに出たが、あまりの美味しさに写真を撮り忘れた。)
ここのところ、低迷していた。でも、美味しいものを食べたらすごく気持ちが上がった。そして友人Eが言うように「その時その時を全力で、今を楽しむ」ことに決めた。
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