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うわさ話から逃げる夢
ここ数日、目が覚めても夢の内容をよく覚えている。今朝は、「嗤われる」「意地悪される」という夢だった。
どういうわけか、何もかも、わが家の内情がママ友(らしき人たち)に筒抜けで、月収やオットの趣味、子どものわがまま、わたしのおやつの内容まで、「おたくは〜が〜ですってね」と言われる。おかしい。オットと話した翌朝にはもうそのことが知られている。そして、笑い者にされるのだ。
おかしい。絶対誰かに盗み見られている。たぶん、通帳まで。それでハッと思い当たって棚を見たら、腕時計みたいな小型のカメラが設置してあった。わたしがいつも家計簿をつける手元が映るような角度だった。ここにカメラを設置できるのは、いつもやってくる親しいママ友だけだ。あの人は、優しい顔をして、そんなことをやっていたのか。わたしはそのカメラを隠し、オットに知らせた。「盗撮されてた。だから何もかも筒抜けだったんだよ」
一方、早速ママ友がやってきて、部屋に上ろうとする。「美味しいお菓子があるのよ。一緒に食べましょう」「あ、ごめんなさい、今日はちょっと」とわたしが断ると、彼女の携帯からボス的ママ友が「さっさと探しなさいよ!カメラを取り返すのよ!」とキーキー言う声が聞こえた。ああ、この人も操られているのか…。と思いながら、カメラをポケットに隠す。執拗に甘えたような声で、「ねえ、ちょっとだけでいいから」と上がり込もうとするのを阻止しつつ、オットに目配せして、子どもを連れて逃げるように合図する。
ダメだ、この街を離れなければ。しかし、外出の自粛要請で、堂々と外には出られない。隠れるように街のはずれまで走ると、曲がり角があった。その道を左に曲がると、急に景色がひらけて、そこには水路があり、その向こうにきれいな草原があった。石畳の街を行くと、古い石造りの建物が並ぶ中、近代的な高層マンションも並んでいる。
わたしは高層ビルの一室に助けを求める。そこにはルームシェアをする若い人たちがたくさんいて、窓際の部屋に案内される。その部屋は、窓の代わりに壁が大きな四角に抜けていた。おそらく10階以上の高さだが、手すりもなく、身を乗り出すのは危険だ。窓際に「どうぞどうぞ」と押しやられ、わたしは「いえいえ、ここらあたりで」と言うのだが、「さあさあ、こちらの明るい場所へ」と押しやられる。怖い。窓からの景色は遠くに草原が広がり、全体に緑っぽい。美しいが、怖い。コワ美しいと言うのか。
窓際で縫い物をしなければならないが、クッションに鳥がふんを落としていく。ああっ、なぜだ。腹がたつ。針に糸を通すが、それは使っていい糸ではない。なんどもやり直すが、わたしが使っていい糸はどうしても針に通らない。やっと通ったと思ったら、指がこわばって玉結びができない。窓際から冷たい風が室内に入ってくる。怖い。
というところで目が覚めた。心臓がばくばくしていた。これは、「ホームズ&ワトソン」「グッドワイフ」「モース刑事の事件簿」など、海外の事件もの、サスペンスもの、法廷もの、の見過ぎかもしれない。
昨日の豆もやしがどうなったかを知ることができなくて残念。
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