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まんねり
正月から、投稿記事のタイトルをひらがな4文字にしてみた。ときどき5文字とか3文字とかもあったかもしれない。『ひとつのルールを決めて、その枠の中でどれくらい本領発揮できるか』みたいなゲーム性があった方が書けるかも、などと自惚れてみたのだが。
なんだか自分で自分をがんじがらめにして、余計書きにくくなったような気もする。そもそも、ひらがな4文字の縛りも、元旦に「うしどし」で始めたからにすぎない。ちょっと見返してみると、アルファベットの日もあった。
4文字だからって、それは違うだろ。結局、いい加減なのだ。
それに、わたしは英単語をひらがなで書くのは嫌いだ。ひと頃流行った、昭和の匂いがする。女子中学生っぽい未熟さも感じる。むかーしの少女漫画のタイトルとか、喫茶店の名前とかでよく使われたテである。「ぱんぷきん」とか、「らぶりー♡」とか、鳥肌が立つほど苦手だった。なのに『ふぃるむ』などとタイトルをつけてしまった。こっぱずかしい。もちろん、ひらがなの優秀さ、ありがたさは知っている。ひらがなに罪はない。わたしの知恵が足りないだけだ。
モヤモヤとそんなことを考えていたのだが、気づくと毎日「今日のタイトルは4文字に収まるか」とか、「5文字だから別のにするか」とか考えている自分もいる。ああああ。自分で自分に呪いをかけてしまったようだ。
ええい。とことんやってみるか。どこまで続くか。言ったそばから明日にもやめてしまいそうな気もするが。
今日はバレンタインデーなので「ばれんたいん」とするか、と思ったが、6文字。「ちょこ」とするなら3文字。うーん。「あまいもの」だと5文字。だめか。「あまいの」だと、中途半端に含みが生まれる。難しいものだな。
「ようがし」でどうだ。あ、でももう、別の話題で書き始めたわけだから、チョコレートのことは書かない。
タイトルをしりとりで続ける、というのもアリか。どれもこれも、noteを長く続けるための作戦なのだが、いずれ策に溺れる予感しかしない。
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