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KIND
インクトーバー2022 13日目 お題は『親切』
今日もまた、昨日のお題を描いた。ノルマが遅れててすみません、という気持ちになるのは間違っているとは思う。誰にも怒られないのだから、こんなにドキドキしなくてもいいのに、なぜか「遅れている」という気持ちになる。
さて、お題の「親切」について考える。親切って、他人から強要されてするものでもないし、親切にしなかったからといって非難されることでもない。
それはたぶん、プラスαの具現化で、手渡したいものを相手の方へ一歩余分に近寄っていくようなものだと思う。それが物理的なことでも、精神的なことでも、自分よりも相手が一歩多めに近づいてくれることで、すごく助かることってあるはず。両者が同じだけの歩数近づいていくことが公平だとしたら、どちらかが自ら一歩以上多く近づいていくのが親切。全く動かなくてただ待っている人は不親切。あるいは搾取。
自分が親切のつもりでいても、実は搾取されていることになかなか気づかない、という場合もある。わたしはそのタイプだろうと思う。いや、搾取されていると気づいていながら、それを「親切」の面構えにすげ替えようとしている気がする。つまり、「いやだな」と思うことを認めたくなくて、自分は親切でやっているのだと思いたいのだ。搾取されていることを認めてしまうと、自分が惨めな気持ちになるから。
だったら。最初から搾取されない態度でいるのはどうだ。それができるようになれば、ずいぶん楽になるのでは?そして逆に、本当に必要な時、心から親切になれる気がする。
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