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日経平均をチャート分析してみる2021/03/22~03/26

みなさん、こんにちは!株が大好き!横山利香です♪

日経マネー誌で新連載「ズバッと診断!塩漬け株クリニック」がスタートになりました!

個別銘柄を毎回ピックアップして、業績やチャートからアプローチして儲けるためのテクニックを解説しています。ご興味のある方は 是非お読みください。

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さて、日銀の金融政策決定会合が終了。事前予想通り、 ETF の買い入れを日経平均からトピックスへ変更になりました。日経平均が3万8000円を目指すためにはTOPIXの上昇が必要不可欠!と解説してきましたが、まさかの日銀が行ってきてくれるとは想定以上のサプライズです!

早速、日経平均株価の動向を考えてみましょう。メジャーSQを通過後、強い展開になり、再び3万円を回復しました。しかし、 日銀によるETF買入が日経平均からTOPIXに変更という報道が流れると、日経平均は下落し、 TOPIX は上昇する、というこれまでとは真逆の展開になりました。

日経平均株価の急落は、 ETF買入変更を受けて「ファーストリテイリング<9983>」や「ソフトバンクグループ<9984>」「東京エレクトロン<8035>」などの値嵩株が水準訂正の動きが出て、一斉に売られたためです。3万円を割り込む株価下落になりましたが、一方で、 TOPIX は上昇しています。新高値を更新する銘柄も TOPIX が2000ポイントを達成してから急激に増加しています。225採用銘柄よりも東証一部全銘柄に買入が変更になることへの思惑が波及しています。

NT 倍率を見ても、日経平均の割高感が否めませんでしたから、値嵩株と共に日経平均については調整が続く可能性が考えられます。ただし、買入の対象は東証一部全銘柄です。買い入れが全く入らないわけではありませんから、引き続きレンジ内での動きになる可能性が考えられます。株価の落ち着きを待って安い所を狙ったリバウンド上昇狙いの逆張りの戦略が良いでしょう。

構成銘柄以外の銘柄については TOPIX と同じように強く推移する展開が考えられますので、TOPIXも見ておきましょう。

そして、マザーズ指数はリバウンド上昇が続いています。日経平均の下落に足元は押されましたが、個人投資家のマインドが改善すれば、新興市場への資金流入も考えられるでしょう。しばらくはレンジ内での動きが続くかもしれません。リバウンド上昇狙いの逆張り戦略の短期売買で引き続きよいでしょう。


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