日経平均をチャート分析してみる2021/05/31~06/04
みなさん、こんにちは!株が大好き!横山利香です♪
緊急事態宣言が延長されました・・・でも、いろいろ緩和しています。アルコールを禁止したいなら、そういえばいいのに!
強制力もなければ対策もちぐはぐの宣言に、毎日うんざりします・・・
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日経平均株価の動向を考えてみましょう。
リバウンド上昇が継続しました。ボリンジャーバンドのミッドバンド、25日移動平均線を回復し、なんとネックラインも上に抜け、2万9,000円超まで上昇しました。
米国の株式市場は高値圏だからか、高くなれば売られる展開が続いています。ドル円相場は、長期金利に連動する動きが続いています。仮想通貨は下落が続いています。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
リバウンド上昇が継続した一週間になりました。MSCIのリバランスが27日に行なわれましたので、売り圧力もおさまったようで、28日は窓をあけて急騰しました。一気に2万9,000円台です!
ところで、GW以降の売買動向を見ると、外国人投資家の売り越しが久しぶりに大きい状況です。日銀のETF買入基準が4月から変更になり、買入がほとんど行なわれていません。日銀がいない状況では、外国人投資家の売りを吸収することは難しいのかもしれませんね。
米国のバイデン政権では今、所得税率に加えてキャピタルゲインの税率も引き上げようとしています。売りに押される展開も想定しておきたいところです。ビットコインなどの仮想通貨も、キャピタルゲインの税率引き上げを嫌気しているといった噂もちらほらと聞かれます。米国の株式市場は空前の高値圏。日本の株式市場は影響を及ぼしますから、米国の株式市場、そして、外国人投資家の動向は注視しておきましょう。
さらに、ネックラインを上回ってきましたが、ダブルトップのチャートパターン時に形成したトレンドラインを超えて力強い上昇になるまでは上昇トレンドに転換したとは断言できません。6月11日はメジャーSQです。5月のSQ以降、久しぶりにボラティリティが上がっています。窓をあけての上昇となりましたから窓埋めの可能性も考えられます。高値掴みには注意をして、逆張り戦略の短期売買をもうしばらく継続してもよいでしょう。
マザーズ指数もリバウンド上昇が継続しました。ボリンジャーバンドのミッドバンド25日移動平均線を回復しました。ただ、トレンドラインに沿ってはいますが、少し下回っている点は気になります。このまま上に空いている窓を埋めることができるのか、トレンドラインに向けて上昇できるのか、そして、日柄調整のためにもみ合いに移行できるのか注目です。1,040ポイントで目先の安値をつけた可能性があると考えています。ただ、昨年秋からのレンジを切り下げてしまいましたので、当面は新たなレンジでのもみあいが続く可能性を考えています。そのため、しばらくは高値掴みに注意をし、リバウンド上昇狙いの短期売買、逆張りの戦略でよいでしょう。
★日経平均・マザーズYouTubeチャート解説動画https://youtu.be/7AUBh_Dv_cQ
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