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日経平均をチャート分析してみる2020/12/07~12/11

日経平均株価が29年ぶりの高値水準でひた走っています。「コロナ第三波が流行しているのに高値?」と思うかもしれませんが、そういう時こそ機械的に売買するために、日経平均株価の動向をチャートで考えてみましょう。

日経平均株価は29年ぶりの高値圏で、とうとうメジャーSQ週を迎えることになりました。上昇トレンドを継続したまま、節目の2万7000円まであとわずかという状況です。

というのも、外国人投資家が4週連続で買い越していて、高値圏を買い上がっています。円高基調が続いているため、ドルベース日経平均も高値を更新中です。外国人投資家はきっとウハウハでしょう。

一方、信用残の推移を見る限りでは、「こんなに高いのはおかしい!」と思った個人投資家が空売りを行っているようで、売り残が増加しています。踏み上げが継続しているかもしれません。

ただ、12月はメジャーSQですから、今後は大統領就任式をにらみ、相場の質が変わっていく可能性は頭の片隅においておきたいところです。

一般的に、メジャーSQ週は乱高下する可能性が考えられます。「高値圏での回転売買は難しそう・・・」と思う投資家は、無理に取引しなくてもいいかもしれません。

3月のコロナショックから、マーケットはだいぶん、いや、かなり上昇しました。そろそろ高値警戒感に注意かもしれません。

休むも相場。相場の流れを見極めましょう!

新興市場からは資金が抜け始めています。「投資資金の新たな移動先はどこななのか?」そういった視点で、年末年始のラリーを想定するといいかもしれませんね!


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