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一般社団法人公共とデザイン_2022年活動履歴
こんにちは、一般社団法人公共とデザインの石塚です。年末なので、2022年のの活動履歴をリスト化しました。
👉2021年の活動履歴はこちら
プロジェクト実績渋谷区|イノベーションラボ
渋谷区で検討している、新しい価値観や眼差しを見つけ出し、共に実践していくために小さな実験を繰り返す実験の場『Shibuya Scramble Lab(仮称)』。公共とデザインでは昨年度から引き続き、ラボ設立の支援
「わたしの生活」と「環境危機」の関係をつなげる
環境危機への対策は、地球規模で取り組む大きなトピックスとしてますます重要度を上げています。例えば2015年に結ばれたパリ協定は、2020年以降の地球温暖化対策に向けて、世界の200カ国が「世界の平均気上昇を産業革命前と比較して、2℃より充分低く抑え、1.5℃に抑える努力を追求すること」を目的として合意し成立しました。日本でも(色々と話題になりましたが)、2050年までにに温室効果ガスの排出量を実質
もっとみる同じ場所を共にする隣人と深く知り合う、「縦の旅行」へ
経済発展は生活の質や利便性を引き上げた一方で、少しずつ、しかし確実に、私たちの社会には分断がひろがっています。最近はエコーチェンバー現象やフィルターバブルといった言葉を聞く機会も多いと思いますが、普通に生活しているだけでは自分を取り巻く見えないバブルを認識することも、ましてはそこを抜け出すこともますます難しくなっている状況です。
そんな状況を打破するためには、異なる他者と出会い自らとの違いに驚く
住むを実験することで、社会との関係性が変化する
「自分を変えるにはまず環境を変えよ」と言葉もある通り、身の回りの環境とはわたしたち自身を変化させるのに十分な影響力を持っています。ここで示されている”環境”とは、周りの人間関係やそこでの常識などソフトな面ももちろんですが、物理的な外部環境を変えることが価値観の変化につながる、という意味合いも含まれています。
その中でも一日の中で多くの時間を過ごす住環境は、私たちにの生活に大きな影響を与えます。物
メンタルヘルスや死と向き合い、生の可能性を拡大する
COVID-19の流行によりマインドフルネスやウェルビーイングな生活が世界的に改めて見直されています。一方で、「世界一精神病床数が多い」「先進国の中で10代の自殺者数が一番多い」のが今の日本の現状です。
日本において、精神医療を必要としている人との数は増えつづけており、平成11年に240万人だった患者総数は、平成26年には392万人を超えるまでに増大したと言われています。メンタルクリニックの相次
市民参加のはじめの一歩をデザインする
これまで行政が担ってきた公共の問題が、ますます大きくなりながら複雑化している結果、行政組織内だけでは対応できないスキルや専門知識が要されています。そこで行政府は市民の力を活用してより効果的な意思決定と行動を行うような仕組みやプラットフォームをつくり、人々の持つ情報・知識・スキル・ネットワークを動員し、社会問題の解決に取り組んでいます。
市民が”参加する”ということ
これまでPUBLIC & D
道路の主役を車から人へ:パリ15-minute city / ストックホルム1-minute city
空気汚染や環境危機の観点から、都市部への自動車の乗り入れを禁止する動きが世界中で広がりを見せています。ノルウェーのオスロは2019年までに都市部にあった駐車場をすべて撤去していたり、アテネ(ギリシャ)・メキシコシティ(メキシコ)では2025年までにディーゼル車の乗り入れを禁止にする計画をたてていたり、ロンドンでは古くなり排気ガス量が多い車両に課金する超低排出ゾーン規制(ULEZ)が始まっています。
もっとみる小さなプロジェクトから大きな変化へ:自らが実践するプロジェクト
これまで、行政が中心となって市民とともに生活や制度をつくりあげていくプロジェクトを多く紹介してきました。一方で「私的衝動から公共性を生み出す、プロジェクト駆動の民主主義」の記事のように、市民の個人的なプロジェクトが、わたしたちの生活や社会を変化させていく変化のきっかけとなるようなケースも多々あります。
今回は、社会を変えるために自らが実践していた人々やそのプロジェクトに焦点を当てていこうかと思い
デザインは経済的な価値を超えられるのか
デザインの歴史をたどると、デザインの発達に産業・商業が大きな外部要因として存在しています。例えば、近代アメリカのデザイン文脈だけをみても、インダストリアルデザインにおけるレイモンド・ローウィやウォルター・ドーウィン・ディークから、デザイン思考を提唱したIDEOのティム・ブラウンまで、デザインがビジネスに関与しながら大きく発展してきたことがわかるかと思います。
現代日本で見渡してみても、自分の所属
発展途上国におけるイノベーションラボの役割
これまで政府や地方自治にあるデザイン・イノベーションラボをいくつか取り上げてきましたが、その大半がヨーロッパ・アメリカ・オセアニアなどの先進国の事例が中心でした。今回は発展途上国におけるイノベーションラボの事例やプロジェクトを紹介します。
発展途上国における課題と機会先進国の持つ課題と比較すると優先順位や緊急度が異なる課題が存在しますが、このような機会は逆にチャンスでもあります。経済が十分に発展
共感から生まれる公共のイノベーション
Empathyとはなにかデザイナーの専門家もつ普遍的なスキルとして「Empathy(共感)」をよく耳にします。共感、といえば理解できるものの、日本語の共感を英語で訳すと、EmpathyとSympathyの2つがでてきます。
Oxford Leaner's Dictionaryでそれぞれの意味を調べてみると、それぞれの言葉は以下のように定義されていることがわかります。
Sympathy
Symp