【離活】10.家を手放して賃貸と比べて思うこと
離婚する事になって、妻に財産分与する際に家を売りました。
気に入る土地を何年もかけて探して、注文建築で家を建てました。
それから約20数年。
思っていたより高く売れなかったけど、もし、家を借りていたら支払っていたと思われる家賃総額と住宅ローンや維持費を比べてみてわかったのは、総額はほとんど変わらなかったということです。
家を建てる当時はバブルがはじけた後の土地下落が一旦落ち着きかけた頃でした。将来、土地の値段は上がらないだろうなと思っていたけど、本当に上がりませんでした。むしろ少し下がったと思います。
一方、建築費は当時は今よりもずっと安かったので、結局トータルで住居年数で割ると、割安でした。
20数年住んでみて、賃貸生活と比べたときの良かった点は
①自分の好みの立地とデザインの家に住めること
②子供が成長して独立するまで家族4人に必要十分な広さだったこと
③駐車場が玄関を出てすぐでやっぱり便利だったこと
④自分の家という満足感が自分だけでなく、妻や子供達もそれぞれのコミュニティーで好影響を与えていたこと。
ただ、資産価値だけからいえば、市場価格をみると、私のように郊外に戸建てを持つよりも、都内にマンションを買っていたほうが値上がりしていたと思われます。
ここは、住まいに対する価値観なので、なんともいえません。
おこのみですもんね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?