〚2度目の新築備忘録 2.ハウスメーカーか工務店かはたまた···〛
わたしは20年くらい前に家を建てました。
結婚して子供が生まれて、それまで住んでいた賃貸住宅は、日当たりが悪く寒い家で、これは家族にとってよくないなと思ったからです。次女はアレルギー体質だったので、ハウスダストも気になりました。
日当たりの良い古屋付きの土地を見つけて購入し、建物を壊して新居を建てました。
色々ハウスメーカーを巡って、ツーバイフォーの輸入住宅を扱う会社のデザインやリーズナブルな建築費が気に入って、そのハウスメーカーの代理店となっていた建築事務所兼工務店に依頼することになりました。
有名な国内ハウスメーカーよりも2割くらい安い上にイギリスから取り寄せたオールドブリックや合板ではない無垢板を床材に使えたり、暖炉風に壁をアーチ型に造形してもらったり、外壁もツーバイシックスならではの厚みのある断熱材と断熱に特徴のあるサイディングが標準で選べて、関東ではオーバースペックなくらい断熱効果の高い家になりました。おかけで、以前の家では6畳間で使っていたファンヒーターでは寒かったくらいだったのが、新居の20畳のリビングと4畳半のキッチンが、その同じファンヒーターの中温でも十分暖まり、家の性能ってこんなに違うものかと驚いた覚えがあります。
つらつらと書いてきましたのは、こうした高性能の家が建築費の高いハウスメーカーでなくても建つことを経験していたので、母の家も建築士を探して良い家を建てようと思った経緯をお伝えしたかったからです。
しかし、今回の新築は結果としては良い家がリーズナブルに建ったのですが、その経過であまりにいろいろな事件が発生して、様々な人間模様があったので記録したいと思います。
まずは、設計士を決めたところから次回お話しします。