(24年7月27日)3種類の博士号

こんにちは。崎川です。

久しぶりの投稿です。

今日は、3種類の博士号についてお話します。

博士号には、一般的に、2種類あると言われています。
まずはその2種類の博士号の特徴と違いについて、簡潔に示します。

1つ目は、過程博士(号)。
博士後期課程を修了するまでに書き上げた論文が、博士号学位取得論文と認められた際に授与される博士号です。

2つ目は、論文博士(号)。
博士後期課程を修了後、在学中ではなく各々のタイミングで論文を提出。これが認められた場合にのみ、授与される博士号です。

なお、論文博士は過程博士より格段に難易度が高いと言われています。

ここで、3つ目の博士号について話します。
今日のネタ(?)はこれです。
大学の学位規則等に記されていない博士号ですからね。

その3つ目とは・・・、エセ博士(号)。
研究室のボスと奴隷契約を結ぶことにより、授与される博士号です。
提出論文に新しい知見が必要ないのは、この博士号のみ。ファミリーの一員として、血の掟に生涯縛られます。

学会内では、意外と3番目に対する認知度は高いです。
あの先生の博士号は・・・という風に。
外からは分からないかもしれませんね。

わたしは1つ目の過程博士です。
奴隷契約は全く強いられませんでした。
その代わり、自由です。

本来、研究者は自由であるべきです。
日本の研究力低下に、3つ目の博士号が多大な(負の)貢献をしていると思っています。

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