恐怖のTバックおぢ
今回は、Tバック大好きおじさまがお店で起こした奇行についてお話ししていきます。
おぢ登場
7月某日、
とある一人のおじさまが来店しておりました。
私が出勤した時にはもう何人もの女の子とおしゃべりをしながら飲んでおり、すでに結構ベロベロ。
女の子をつけては変えて、つけては変えてを繰り返していました。
うちのお店のご利用は初めてだったようなので、長時間飲みながらお気に入りの子を探したいのかなぁというふうに見ていました。
そして出勤してすぐに、そのおじさま(Tさん)につかせていただきました。
しばらくすると女の子交代の合図が入り、私のことを気に入ってくださったようで場内指名が入りました。
鬼のウーバー祭り
そのお客様は、女の子を美味しいご飯で喜ばせようとしてくださいました。
私の他にも暇な女の子が交代でついており、3人で何を食べるかという話になりました。
私は正直お腹が減っていなかったし、たくさん食べたらまた太ってしまうのでそのお金があるならドリンクが欲しかったです。
「わざわざ出前頼んでいただくのは申し訳ないので、
もう一杯お代わりください💕」
とおねだりしたところ、
「お酒なんかより、ピザの方がいいでしょ!!
気にしなくていいから!」
と何枚もピザを勝手に頼まれてしまい、
気づいたらピザとお寿司がカウンターいっぱいに並んでいました。
バック入らないのに、この量を食べろと、、、、
実に余計なお世話であります。
少しお腹減ったから何か頼むのは全然良いです。
むしろうれしいこともあります。
でも、量とタイミングはしっかり考えてほしいものですね。
おぢの虚言
お店が暇すぎて、他の女の子は帰り始めました。
私とTさんの二人の時間が流れていきます。
実に不愉快。
なぜなら、下ネタ、虚言、説教しか吐かないからです。
最初は、
「若い頃は警察官だった。」
と言っていたのに、
20分後には、
役者だったとか、建設会社を経営している、年金暮らしの無職、派手に女遊びができるほどのイケメンでヒモだった、などなどコロコロということが変わるのです。
恋愛話をしている時は、一途な愛妻家だと言って最近は銀座で美味しいディナーを食べただとか言っていたのに、
武勇伝を語り始めると、若い頃から遊び呆けていて今は独り身だと言うし、
自分の恵まれていないエピソードを話して同情されたい時は、妻に先立たれたと言うのです。
別に嘘の設定で話をされるのは全く問題はありません。
しっかりそれに合わせて話を進めることはできるので。
でも数十分ごとに設定が変わってしまったら、私が話を聞いていない女、と言うことで怒られるので不服です。
おぢの説教
夜職女子あるあるだと思うのですが、
「なんでこの仕事しているの?」
「やめたらどうするの?」
「普通のバイトはしないの?」
「親が悲しむとか考えなかったの?」
などと聞かれることはありませんか?
Tはコンプリートです。
学費のため、生活のためと言っていてもまぁ話の通じないこと。
だったら指名すんなよ!と思いますね。
ガルバでもそんなこと聞くのだから、どこに行っても聞いているんでしょうね。
全夜職女子が嫌いなタイプです。
おぢのセクハラ
ここから本当の悪夢は始まります。
うちのガルバは、ボーイが不在でした。
仕事をしない店長のみのお店です。
時々エリアマネージャーが店長の手伝いをしにやってきます。
この日は、店長とエリアマネージャーが途中で交代する日でした。
もうすでに時間は午前2時を回っており、すでに会計は10万オーバー。
店長と交代して出勤し、早々エリアマネージャーは、自動延長制のお店だけど一度伝票を持っていくように私に言いました。
伝票を見せにいくと、
「俺が払えない乞食だとでも思っているのか!」
と怒鳴られたので、理由をつけてなだめ、とりあえずそのまま延長。
そこから、鬼のセクハラタイムが始まりました。
それまでも何度も
「どんなセックスが好きなの?」
「Mっぽそうだよね、いじめてあげようか」
「最近はいつセックスしたの?」
と聞かれていたので、別の話題をしたりして受け流していました。
酔いが回り始めたのか、
「今日履いているパンツは何?」
と聞かれた際、適当にあしらおうと真顔で
「Tバックっすねぇ〜」
というと勝手に盛り上がり、
「Tバックをくれたらお金をあげる」
だの、
「この後朝までお店にいるから一緒にホテル行こうよ」
と言われたので、丁重にお断りをさせていただきました。
そうするとTから衝撃の一言、
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