記事一覧
また夢で逢いましょうのあとがたりのような裏話のようなもの
0.はじめに こちらは別に読まなくていい方なので本文を読んでいただければ。むしろ読まなくても構わないので書店に行きましょう。 http://utatane.link/ 1.きっかけ …
人外合同『2359』制作裏話と19の煌き2オフレポという名の書きたいことをひたすら書いただけの文章
合同誌を作るまでの裏話
どうもうさみみです。合同、実は2019年10月ごろから話があって(おそらく某少女と電の妖がトリガーになったと思われます)、なんと18カ月も前の話ですね、ただその時はだいぶ近いということでいったん立ち消えました。現実には年が明けてから私が単独でうたたね書店の同人誌を手作りしたわけですが。その結果を見て、あれ、人外合同できるのでは?みたいな空気が流れます。主に私がこれは意外に
「また夢で逢いましょう」画像置き場
長辺綴じで印刷して半分に切って折ると本になるやつ。
また夢で逢いましょうのあとがたりのような裏話のようなもの
0.はじめに
こちらは別に読まなくていい方なので本文を読んでいただければ。むしろ読まなくても構わないので書店に行きましょう。
http://utatane.link/
1.きっかけ
とりあえずネタバレがものすごく多いので、最初にあとがきを読む派の方は本文を読んでください。お願いします。
まず、この「また夢で逢いましょう」ですが、うたたね書店の二次創作で私が初めて書いた物理本の内容になり
また夢で逢いましょう
「また夢で逢いましょう」
「えっ?」
目が覚めると、自室だった。
夢か。そう思うと同時に、鮮明だった夢の内容が手のひらから零れ落ちていく。待ってくれ、と思った時には粗方の記憶は抜け落ち、名前も知らぬ眩しい女性の笑顔だけが色鮮やかに瞼の裏に焼き付いていた。
「ざーんねん、忘れた。まあ、いいか」
そう独り言ちると私は鳴る前だった目覚ましを止め、いつも通り出社の用意を始めた。入社して三年目、仕事も慣れ
クリスマス遅刻SS「クリスマスの千歳姉弟」
「いちたすいちはー?」
心から楽しそうな声に、どうしてこうなった!心の中で叫びながら努めて顔は平静を保つ。本当にどうしてこうなったのかしら。
***
「姉さん、もうみんな帰った?」
今日はクリスマスイブ。夜の朗読会も終わり、常連さんたちも三々五々うたたね書店を後にしたところで、裏方の手伝いをしてもらっていた弟から声をかけられた。
「ゆうと、そうね、もうみんな帰ったみたい」
「それじゃ、椅子戻し
「お礼」 -言霊少女怪文書00-
りょうちゃんへ
エア友とイマジナリーとリアルさと
来て見て感じて聞いて囚われて
天才のカワバタへ
天才の行く道々は闇の中
虹目で見つけた君も天才
あいさかさんへ
藍坂の詩歌の因幡の絵姿の
眼の射貫く先は頂
さめのさんへ
悠々と泳ぐは赤き海の中
魚よ魅せられ廻れよ廻れ
辛端ヘリウムへ
花開く大きなひまわり軽い声
胸に灯すは皆の笑顔
楽楽さんへ
楽楽と呵々大笑の被験体
仮面を被り踊り狂うよ
「ある平日の一日」 -言霊少女怪文書04-
この書店には人外もやってくる。いや、むしろ常連には人外が多かったりするが、今日のお客さんはまた珍しい。紫の花飾りをつけた彼女は姿こそ人間であるが、半分機械でできていたのだから。
彼女は初めてここを訪れる人外特有の、少し戸惑った様子で私に声をかけてきた。
「私は識別コード 0607-lu-Ck-Ⅱ型ヒューマノイド、通称『』と申します。失礼ですが、ここは何処なのでしょうか。一般に書店と言われる場所だと
「ある休日の一日」 -言霊少女怪文書03-
最近、よく書店に来る学生がいる。彼女は休日なのに制服を着て、いつも一人で来店しては気まぐれに本を取る。ロングの髪と瞳は共に綺麗なオレンジで、この前おすすめした本の感想を早口で述べる彼女の笑顔は大輪の花が咲くようだった。
さて、もし今日も来るならそろそろ彼女がやってくる頃合いだろうか。今日は一体どの本を読んで感想を聞かせてくれるのだろう。
「素敵な友達」 -言霊少女怪文書02-
そうそう、""は天才だからな、いっぱい友達ができたんだ。
見てくれ絵も描いてきたんだぞ!いやー天才だから何でもできちゃうなー。
え?どれが友達だって?何言ってるんだい君。個性的だけど素敵な友達じゃないか。そして何より、みんな天才なんだ!
""は友達に囲まれて、ほんとにほーんとに、毎日が楽しいんだ!
「公園」 -言霊少女怪文書01-
夏が終わると、今年も私はあの頃を思い出す。
あの日の夜、ぼくは公園へ行けなかった。天才になり切れなかった。あんなに""に天才と言ってもらったのに。""と互いに天才だと笑いあっていながらも、どこか本気でない自分がいたのだ。いや、本気だった。あの時ぼくが感じていたものは、確かにそこにあった。厳然としてそこに。けれども、あの日だけは。
台風なんて関係なかった。体調なんて。疲れていたなんて言い訳にもなら
見る側にとっての唯一のバーチャル蠱毒
昨日から今日にかけて、バ蠱毒について色々あったようだ。私の中の何かが書けというので今しかないと思って書く。
あの時、勝ち残れなかったら死ぬという視聴者の信仰がバーチャル蠱毒を存在させていた。
当時、私はVの者には中の人などいないという捉え方をしていた。中の人を詮索することは表立って行うことではなかったし、私はタブーだと考えていた。だからこそ、その姿一人一人に人格が宿り、実在性を高めていた
中世犯罪博物館、罪、魔女狩り(私的閑話休題)
タイトルが雑。(閑話休題という表現についてはおこられたら消す。)
今回はドイツにある中世犯罪博物館を見ての感想と、そこから時代時代における「罪」とは何か、そして「魔女狩り」はなぜ起きたか、あたりをまとめてみようと考えている。タイトル通りインタラクティブにやりたいし、参考文献は載せるので、間違えていたら指摘してほしいし意見や感想も歓迎する。つまりはうたたね書店様の布教活動の一つ。
http:/
木村牡丹氏のpixivpay決済(バーチャル手売り)が素晴らしかったと考える理由
私は、バーチャル蠱毒でただユイ姉を追いかけていただけの一般人であるが、今回ユイ姉(結目ユイ005)の創作者たる木村牡丹氏がバーチャル手売りを(世界初?で)行ったことに非常に感銘を受けた。そこでどうしてそう思うに至ったのか、色々と考えてみた。バ蠱毒と言って何かわかる程度の知識が必要だが、本題とずれるので省略を容赦してほしい。
以下理由。
1.バーチャル手売りをやる理由が自然
今回のオンリーイ