アメリカ北西海岸の海で収穫&食した海藻いろいろ
美しい海に囲まれたワシントン州のサンファン島。今年の夏は乾燥していたせいか、きのこはあんまりありませんでしたが、海の幸はたくさんありました。
あまりにたくさんあるので、我慢できず、州外在住者価格ですが、ワシントン州の個人採取のライセンスを取得して、いろいろ収穫、食べてみることにしました。まずは海藻です。
1つ目は、こちらのビーチによく打ち上げられているこの巨大なやつ。「ブルケルプ(bull kelp)」と呼ばれる昆布です。
打ち上げられているものは、いつからあるのかも分からないし、食べるにはちょっとどうか…と思っていたところ、カヌーでブルケルプの森?に差し掛かったのです。
でっかいだけあって、とっても重いです。茎のボール状の部分に近いほど新鮮だということで、そこを直接かじってみました。
うーん、噛みごたえあるー。しっかり塩(海水)味付きの昆布です。まあ、普通に美味しいですが、たくさん食べたい感じでもありません。
旅行中じゃなかったら、乾燥させて出汁昆布にしたり、こちらの人みたいにピクルスとかにもしてみたいです。
続いてはこちら。なんかぷよぷよしたやつが付いていて、手で押すとプチン!と音がして、アロエの中身みたいなのがでてくる海藻。「ブラダーラック(bladderwrack)」と呼ばれています。
こいつは浅瀬にかなり繁殖していました。昔から医療に使われていたそうです。
軽く茹でて、サラダにしてみました。ちょっと滑りがあって、ネバネバ海藻を美味しいと感じる日本人ならイケると思います。
旅先じゃなかったら、ポン酢とかで食べたい感じです。
そして最後は、海のレタス(sea lettuce)ことアオサ。赤いのはクラゲですが、こちらも引き潮の時に、たくさん収穫できました。
パスタとスープに入れてみました。思った以上に歯ごたえがあって、海の幸〜って感じ。これも普通に美味しいですし、いろいろ使える気がします。
これから海の近くに泊まるときは、醤油、生姜、わさび、ポン酢なんかを持って行きたいかも…。