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焚き火の音とお香の匂いに包まって今週を振り返る

8月5日(月) 恩師を想う日

 私の尊敬する人。御年73歳。大学1年生の時に出会って、もう8年が経つ。英国紳士みたいで、音楽が鳴ったらリズムに乗って踊り出しそうな人。(本物の英国紳士に会ったことがないのであくまで想像上の話。)…の誕生日にメッセージを送るのを忘れていた。今から送るのも申し訳なく、ここに残すことにした。 

 お誕生日、おめでとうございます。
 これからも、どうか元気で。

8月6日(火) 言い訳の前にギターを弾いてみる日

 26歳・夏、ギターが弾けるようになりたい。中学生の頃、ギターが上手な兄の影響で一度やってみた事がある。私は左利きなので、「右利きのギターは弾けないわ」と、すぐにやめた。弦に指が届かなくて心が折れてしまっただけだった。そして現在、仕事場にギターがあって練習するにはもってこいの環境に居る。ちょっと触ってみた。また「右利きのギターは弾けないわ」と言いそうになるが、このギターの持ち主は左利きだ。言い訳をする前にコツコツと練習をしたほうが良さそう。

8月7日(水) 頭の中の引き出しが増える日

 自分には無かった考え方や発想に触れる時、頭の中の引き出しが増えたような気分になる。最近はそんな機会に恵まれている。とても恵まれていると感じる。「この人すごい」と思える人や、尊敬できる人に出会えている時は、自分の進む方向が間違っていないということだと誰かから聞いたたことがある。その意味で、いま私の進む方向は間違っていないと思える。

8月8日(木) 好きなドラマを語る日

「大豆田とわ子と三人の元夫」、私が愛してやまないドラマ。これを観ると、自己肯定感が爆上がりする。なんでもない日常がちょっと可笑しくて楽しくなる。ドラマ中、伊藤沙莉がナレーションを付けている。すると、自分の日常にも付けたくなって、気づいたら頭の中でオリジナルのナレーションを付けている。大学時代の先輩が同じことをしていたと知り、ずっと仲良くしてほしいと思った。

8月9日(金) ご先祖さまが味方する日

 ふとおじいちゃんに会いたくなった。今年4月に亡くなって、もうすぐ4ヶ月が経つ。その間、夢の中で何度か会った。夢の内容はいまいちだったけれど、朝起きて夢の意味を調べたら、「祖父母やご先祖さまが、あなたの無理を心配している」と出てきた。なんだか嬉かった。おじいちゃんが亡くなるまでの約1週間のことを、少しも忘れないように文字に残したいと思ったけれど、無理はしないことにした。こうして、ふと思い出した時に書こうと思う。

8月10日(土) 図書館とお腹がなる音の日

 図書館に行った。間仕切りのある個人学習スペースには学生がたくさんいた。その中でパソコンをカタカタするのは申し訳ないと思い、少し離れた共有スペースの机を使った。そこから学生さんのほうを見てみると、辞書にびっしりと付箋が張られていた。なんだか懐かしい気持ちになった。学生の頃、図書館を使う時は座る場所を選ぶのにえらく時間がかかっていた。お腹がなる音を気にしていたからだ。私のお腹の音は、高校時代のテスト中にスマホのバイブレーションと間違われたこともある。その当時は深刻な悩みの一つだったが、今なら笑い話にできるようになった。

8月11日(日) まだお盆休みしない日

 世はお盆休みに突入しているらしい。家の外に出て、まちの様子を見て気づいた。この3連休、ずっと何かしら書いていた。まるでライターになった気分だった。いや、ライターならきっともっと朝から晩まで作業しているだろう。今は細くても、書くことを続けたいと思っている。ずっと、本で読んだ一節が忘れられないでいる。

 『言葉と、考え方を、身につけること。やってられるか!と言わずにはいられない社会のなかで、そのふたつはあなたをいつでも励まして、鼓舞してくれる、かけがえのない味方になるから。』

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