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【読書おすすめ】自分に嫌われない生き方(谷口たかひさ)
お友だちに誘ってもらって、静岡市内での「谷口たかひさ氏講演会」に参加しました。谷口氏、30代の環境活動家。講演がたっぷり1時間40分程度、そして質問がとだえるまで答え続けてくださいました。
海外報道を情報ソースにして、多角的な視点からのエビデンスをスライドで次々提示。それに加えて、100か国以上を回ってきた実体験のストーリーと動画。
見せ方(魅せ方)に、新世代を感じました。環境保全を訴えるだけじゃなくて、個々人の生き方や平和・幸福論に訴えるところが新しい。なぜなら環境問題は平和問題だから、と。無関心でも無関係ではいられず、個々人の生き方と行動からでしか変えていけないと信じているから。
危機感をあおるような語り方ではなく、希望的な側面と、個々人が自分をいつわらない幸福を求める視点から語ってくれたので、
私も自然と、自分ができることなんだろうと思考を深めながら聴けました。
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思い起こしていたのは、10年以上前に新聞に投稿した出来事でした。
静岡駅で新幹線を降りると、構内ではコーヒーの香りがします。待合室にスターバックスがあるのです。
私はそのことに、いつも心暗くなります。なぜコーヒーなのか?静岡は、言わずと知れたお茶の産地です。5月の最盛期には、茶町はむせるような茶の香りに満たされます。
なのに、静岡駅では改札を遠く離れた地下街にしか、茶の専門店(ティースタンド)はありません。
そして中山間地では、お茶の値段が下がってきて生産を続けられないと、茶農家の廃業が続いています。これは山・森と海につながる環境汚染にも直接つながっています。
私はその現状を、新聞に投書したことがあります。
取り上げてはいただけました。うれしかったです。でもそこまでで、私は「個人の力なんて」と諦めました。諦めて封をしました。
正しさよりも楽しさを
強要より 共感を
完璧よりも 前進を
評価より感謝を
愚痴 より希望を
他人より自分に矢印を
そして何にもまして行動を
どんな背中を次の世代に見せたいか
次の世代に胸を張れる生き方をする
自分にできることは全てやったと胸を張る
私も同じように考えたことがありました。孫世代に、「おばあちゃんは何をしていたの。おばあちゃんの時には間に合ったんでしょう?なぜ、もっと行動してくれなかったの」と責められるのではないか。では、自分はどう生きるか。
それでも、そこまで考えても行動してこなかったことを思い起こしました。
赤ん坊の時には、諦め方 なんか知らず、何度も転びながらに歩こうとしたはずだ
諦め方なんて忘れて前に出るんだ。
私の行動
①牛肉を食べない。
②牛乳を飲まない。
③箸を持参する(もう普段持ちのカバンに入れました)
④子供の住所変更をすすめる…選挙権のため
⑤お茶の振興…まず一歩目から行動することを決めて、ゼロイチ動きはじめました。
本書は、その後お友だちに貸していただいた谷口氏の著書です。
講演内容と重なっている個所もありました、おすすめします。
そして、氏のインスタ投稿やHPもぜひ。2021年の国連会議でのスピーチ動画もあります。
https://www.instagram.com/chikyuwomamorou/