炭焼きレストランさわやかは従業員が魅力
静岡といえばさわやか。いつからそう言われるようになったんだろう?
ぼんやり静岡県民としては、外の人から熱っぽく「さわやかのハンバーグって美味しいんでしょう?」と訊かれて、そんなに知名度あるの?と驚くのです。
例えば私は、焼津で働いていた頃
県外からのお客さんに「ハンバーグにしようか、魚市場に行こうか迷ってる」と言われて驚愕しました。え、焼津といえばしらすとかじゃないの!?
県外に進出しないこと、
他店でハンバーグ種を売らないこと、
そしてネットでの予約を受け付けないことがよく知られています。
しかーし
さわやかの一番の魅力は、実はハンバーグの味ではなく
従業員のホスピタリティにあると思っています。(個人的な見解です)
どこの店舗に行っても、ただの一度も、嫌な思いをしたことがないんです。
どんなに混んでいても、全ての店員さんがご機嫌で接している姿しか見たことがないのです。
これって驚愕じゃないですか?
今日はその体験談を書きます。
先日さわやか@浜松の遠州百貨店に行ってきました。
平日そして雨模様とはいえ、満席は必須です。お友達がわざわざ10時からの整理券配布に並んでくれて、私たちはスムーズに11時開店と共に入れました。
テーブル担当の従業員さんはちっとも急かす様子もなく、遠くからご来店ですか?と笑顔も豊かです。
おすすめのソースはと聞けばハキハキと答えてくれます。また「焼き加減ですが、当店おすすめの〇〇でいかがでしょうか?」と迷わせないところに、おしつけがましくない時間短縮の工夫が感じられました。
そして「コーヒーはおかわり自由となっておりますが、お食事の前にもお持ちしますか?」
いや忙しいんでしょう(・_・;)と思ったものの、いただくことに。
そしてその後も、気持ちよく雑談しながら、無駄な動作なく丁寧に、給仕はすすんでいきます。ユーモアもあります。
尋ねてみました。どこの店舗に行っても、いつも気持ちの良いサービスを受けたことしかない。「社内研修とか、長い時間かけてされてるんですかね?」
従業員さん、謙虚に受け答えしつつおっしゃいました。
長いというわけではありませんが、トップの方のお人柄でしょうか、と。(確かそんなニュアンスだったはず)
ご飯をご一緒したお友達の中には企業研修に関わる方もいて、こうして現場で社風や理念が一貫していることに「参考になるわ」とおっしゃいました。
今回ホームページも見てみたところ、創業者の理念とか、爽やかという店名に込めた思いとかが伝わってきました。
実を言うと私は、さわやかが「コーヒーショップさわやか」として1号店を出したあたりが地元です。いつの間にやらハンバーグ屋さんとして成功したのね~~と眺めていましたが、やはり人に歴史あり、会社にも歴史あり。
ファンがついて飛躍していく組織は、理由があるのだなとまた唸りました。
ハンバーグも美味しかった!また行こう。