【読書】愛を伝える5つの方法(ゲーリー・チャップマン)
この本を紹介してくださったミコリーさんの肩書を紹介しようと思ったら
…いや、公式HPを張っておきます(・_・;)
本書の骨子は比較的シンプルです。
人にはそれぞれ「愛の一次言語」がある。
一時の恋愛感情を超えて、長期間の愛をはぐくみ幸せを持続するためには、お互いの言語の特徴を学んで理解しする必要がある。それは異国人同士が仲良くしようとするのとおんなじ。
そして愛の言語は大きく5つあり、後はそのバリエーション(方言)。
それをユーモアを交えながら、たくさんたくさん事例を出して説明されることで、だんだんと腑に落ちていきました。長期ベストセラーも頷けます。
私も自分や元夫、子供達それぞれの「愛の一次言語」が違っていることを、たくさんの実例や説明で理解できました。パートナーシップを考える全ての人に読んでもらいたい本です。
いや、パートナーシップ1対1に限りません。ミコリーさんは、「出会った人すべてについて愛の言語を考える」とコメントしてくれました。
結婚生活に限らないのです。
私がよくハマっていたのは、共感性の罠です。「どうしてこう思ってくれないのか?」「察して欲しい」なんて土台無理なんだと肚をくくるのは、私にとって難しいことでした。一度大丈夫と言ってしまえば、ああ大丈夫なんだとなるし、一旦は聞いたんだからという免罪符にもなる。大丈夫って言ったけど、本当は大丈夫じゃないなんてしち面倒くさいことは通用しない。
結果的に、何もかも抱え込んでキャパオーバーになって癇癪を起こす。
言語体系が違っていただけだったんだよ~~昔の私よ。
そんなことを考えていた翌日、私はこんな夢を見ました。
私クモが苦手なんですが、部屋の中で見つけて、まだちいさいころの子供たちがキャーキャーいい出す夢です。「どいてて!なんとかするから!」と追いつめて追い詰めて、でもとどめがさせずにためらうところで目が覚めました。目覚めてからも胸が縮まる思いでした。
私何やってきたんだろうな?何を、肩肘張ってきたんだろうな。
人が愛として求めるものって、こんなにも違うんだなあ。お勧めの書です、これもアンリミにあるし、耳読書もおすすめです。