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【カミーノ0日】北京の夜景を眺める

飛行機の長時間移動は、思った以上に体にこたえました。

早々に窓際の席をゲットできたのはよかったけれど、飛行機に乗り込んでみて、隣を体格のいい西洋人のおばちゃん2人にブロックされてて「ハーイ」と言われた時には、さすがにちょっと後悔しかけた…!


でも、眠れずにふと見たら、窓の外に美しい夜景が広がっていました。調べてみたらちょうど北京を通過するところ。

そうだ、この風景を見るために、ここに来たんだなーと感慨にふけりました。

数年前のこと。飛行機の窓から外を眺めていて
「私は旅を仕事にする」
という言葉がふっと浮かびました。

そして、その飛行機の窓からの風景を、ビジョンボードにあげました。それがいろんなことのスタート。それは、家族4人の最後の旅行になったんですよ。

もちろん、この目標達成はまだ未完です。でも、こうして少しずつ、何年か行動を重ねてこられたんだ。やりたいことを実現できる力と技術がついてきたんだ。


私はこれからも未知の世界を悠々と闊歩していきます。行動していきます。

大したことなんかできなくていい。自分にとってのテラ・インコグニタを、わくわくと、心踴らせて進んでいくんだ、それが人生だ。
本日よりカミーノ、ヨーロッパ版お遍路さんの旅、行ってまいります。

ちなみに恰幅の良いおばちゃん二人組、離陸前からイビキかいてたり(ネックピローは11時間外さず)、果敢に豆腐にチャレンジしたり(残してた)、なかなか笑える一夜の友でした。私が洗面に立つときには、二人とも私のお尻を支えてリレーしてくれるのが楽しかった。私も60代になってあんな旅を続けていたい。

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