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商業出版する方法#21〜「正しい企画書」よりも「面白い企画書」の方が編集者にウケがいい

渡邉理香です。

私は元KADOKAWAのビジネス・実用書の編集者として10年以上勤務し、現在は長期出版コンサルプログラム「出版実現プロジェクト」などを主軸とした出版コンサル・プロデュースなども行っています。

その中で、クライアントさんとご一緒に打ち合わせを行った末、出版企画書ができあがったので、某大手出版社に提案してみたことがありました。

すると…。。


「面白いですね!なるはやで本格検討します!」


と編集者から即ご返事がきました。

そして、引き続きその出版社とは企画のけんでやりとりを行い、結果的に出版は決定したのですが…。

これ思うのですけどね。。。

編集者から「面白い!」をいかに引き出せるかがキモだと思うのです。

私も会社員編集者時代大切にしていたことがあります(いまでも大切にしていますが)。

「わー!この企画面白いですね!」

「興味深いわー!」

ってことです。

ここが、人・出版社の編集者を動かしていきます。

きちんとした「企画書」、
正しい企画書、、それ以上に

「面白い内容が書き詰められている!企画書」が良いのです。

>あるようでなかった。

>こんなユニークな事業やってたんだ。

>面白いメソッドですね。結果も出てて実績も高い。

>これはもっと多くの読者に伝えて、広げた方がいい!

・・・・・

とりまとめると…

面白い内容だ!!

おもしろい出版企画だ!

売れそうだ!

そして特に女性の編集者だと

「キュンキュンきます!!」
「ワクワクしますね」

って思ってもらえるか・言ってもらえるか、がキーではないかと。

実際言ってもらった企画は、基本出版が決まりますね

機能的価値・情緒的価値の話ではないけど

マズローの欲求5段階説ではないけど

最後は感情でうごきますよ!

人間は。

編集者は。


ではどうすれば「面白い」と言ってもらえる企画書がかけるのか?
それは、ビジネス書や実用書もそうですが「本」への見方を変えてもらえると良いのではないかな、と思います。

本は、正しいことをまとめている商品・・・。ではない。
というか「それだけが役割ではない」のです。

「エンターティンメント」の商品であり、嗜好品です。

だかころ、結局は・・・

読んで楽しい

読んでおもしろい

そして…勉強になる!

が大切です。

基本ビジネス書や実用書の出版社は

「面白くてためになる」

といったスタンスで本を制作しているところが多いです。

この”面白くて・ためになる”という言葉に良い意味で反応しておいてもらえると良いのではないか、って私は考えます。

そして、面白くてためになる本ほど、、、

ベストセラーになるし

ヒットにもなるし

悩める読者を救っています。

だからこそ、いかに「ふーん、面白い!」と思われる企画を立案し、企画書を書くかが大切ではないでしょうか。

”面白い”をだすためには…。

ご自身のビジネスや

ご自身そのものが

”オモシロをかしく”生きているか!

ということにも繋がってくるともおもいます。

>面白い人生

>楽しい生き方

>ワクワクする生活

おくっていますか?


眉間にしわよせて・・・

・ヤバいだの

・無理だの

・辛いだの

・ストレスたまるだの

自分で自分を不安にさせて、自分で自分をおいこんで、へたにクソ真面目に生きていませんか?

はっきりいいましょう。

優等生は本は出せない!

と。

好き勝手な人ほど、なぜか成功して本も出して、ニコニコな生き方しているんですよ。

私、著者を何百人とみてきたのでわかります。

編集者も基本はサラリーマンです。でも変人が多いこと否めません。

なかには「自由すぎる著者」もいて、、手を焼かされて・・・

「あいつめー!!」

って思うことも多いですよ。

でもそういう著者の本ほど、売れるんだよね。

目立つのですよ。

たくさんの読者に支持されやすいのです。

だから「オモシロおかしく!」仕事してたり、生きていたりしている人のほうが、上手に本を出せる近道かと思いますよ。


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