【商業出版する方法+α21】大変なことに意味がある。
元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタントの渡邉です。
最新情報なのですが、私のクライアント様の本が再び増刷しました!
『どんなストレス・クレーム・理不尽にも負けない一流のメンタル100の習慣』(山本洋子・著/朝日新聞出版)
3刷決定です!おめでとうございます!
3刷すると「売れてきてるね」と認められるゾーンに入ってくると言っても過言ではありません。
コツコツとした増刷・・・ではありましょうが、本の場合意外とこのコツコツ感も大事です。
ドカンとベストセラーもありだけど・・・。着実に版を重ねる、というのも意味のあることなんですよ。それだけ長く市場に受け入れられる!ということもでもありますからね。
出版をお考えの方に対しては、ただ「出す」ではなく、「売れていく」ことも意識してほしいです。そのためのコンサルを行うよう私も心がけています。
そうそう、今日は、今年売れそうな本の条件について引き続きお話ししましょう。
2)オリジナリティの高さ
3)入門書(初心者むけ)
であること、が大事です。
2)については繰り返しお話ししていることです。
「オリジナル」でない限り、誰かのパクリでしかないです。誰かのパクリをさも自分のオリジナルあるビジネスだ!と言ったとしても・・
「いや、それすでに〜さんが本に書いてるし」
「その理論は〜という本で、世に出ちゃってるよ」
って編集者に判断されると、出版への道は閉ざされます。
だから、ブランディングのために出版・・もいいけど、、
ビジネスレベルでのブランディングは決めておいて出版、、の方がさらなるブランディング向上になるよね。って話でもある。
いいですか?
何度も言いますが、、、誰かがすでに言ってる・本に書いてあるようなスキルやノウハウは、「誰かの価値観」であり「あなたのオリジナル」では残念ながらありません。
誰かの価値観を踏襲してはいるけど、そこに「あなたならではのオリジナル」が付け加わっているなら、本のコンテンツとしてもまだありですね。
>オリジナル
>個性的
>他者との違い
ここに徹底してこだわってほしいと思います。
その上で、頭ひとつ「抜けて」ください。
結構「その他大勢」な雰囲気を持っている「出版したい!起業家・経営者」ってめちゃくちゃ多いので。
その他大勢から抜け出しつつも、多くの人に受け入れられて多くの人に買ってもらえる「コンテンツ」をいかにビジネス段階で作っておくか・・・が勝負の分かれ目ですね。
3)入門書(初心者むけ)であること
はい。
本はマスコミュニケーションの「商品」です。
賛否はあろうが、まだまだ
>より多く
>よりたくさん
>より広い層に
受け入れられるコンテンツのほうが本としては売れるし売れやすいですね。
その意味では「応用編」よりも「入門書」を特に処女作では狙った方がいいでしょう。
ただ、ここで絶対やったら「あかん!」なことがあります。
それは「入門書」だからといって
・あまりにも簡単だったり
・あまりにも安易だったり
・それこそ「無料段階で伝えているような」
スキルやメソッドは本のコンテンツには一切なりません。
だって、そんなもの「ネットの無料情報」として落ちているので、わざわざお金払わなくったってシェアすればいいだけです。
本は「お金を払って購入してもらう」商品です。
ここは勘違いなさらないように。あくまでも「商品」ですから。
そこで重要なのが、特に情報商材を扱っているコーチ・コンサル・プロデューサーのような方達においては「バックエンド商材」で伝えていることを解放できるかどうかです。
本にするコンテンツは「ディープさ」も大事なんです。
だから「有料のネタ」を公開する決心をしてください。
そんなの公開したら盗まれないか、、と心配する人もいらっしゃいますが。。
繰り返し言いますが、こういう考えを持っている人は、本の「商品性」を安易に考えすぎです。
いいですか?
本の価格は確かに「安い」かもしれません。
だけど「価格」がついているんです。
そして著作権や出版権など、権利が発生しているんです。
盗んだということが明るみに出れば、法的手段にだって簡単に訴えられるんですよ。
スキルやノウハウをパブリックに保守することができる。何を恐れることがあるのでしょう。
だから、堂々と公開していきましょう。
有料級でディープ、それでいて「裾野が広がる」初心者向けコンテンツを!
価格が安いということは、たくさん売る・たくさん届ける、が絶対条件なんですよね。
「売り方」「ビジネスの仕方」が違うので、そこんとこと切り分けて理解しておいてください。
あなたのディープでオリジナリティ溢れる、それでいて再現性と汎用性の高いコンテンツ、出版社の編集者はいつでも
ウェルカムです!
最後に。
クライアントで著者の山本洋子さんが
「出版は出すまでも大変‼️出しても大変‼️でも大変なことほど、意味がありますね」
とコメントされていたのが印象的です。
大変なことに意味がある。
これは全てに通じると思います。
例えば、私は最近石垣島へ行って、マンタに遭ってきました。
マンタに遭うのもある意味大変です。
石垣島にあるそこら辺のビーチににサクッと入れば会えるわけではないですからね。
かなり沖の方へ行かないといけないし、風の向き・潮の流れ、天候・・・うまく条件が揃わないと、いません。会えません。逃げてしまいます。
でも、今回は5〜6枚のマンタに(マンタを数えるときは「枚」で表します)1時間くらいズーーーっと会えっぱなしだったので、
ガイドさんにもマンタにも感謝感謝。
マンタに遭うまでも「大変」です。
でも会えたら、こんな生き物が地球にいることにめちゃく茶感動します!
大変だけど、意味があるのです。
大変の先にある「莫大な喜び」こそが、快感でもありますよね(^^
楽しみを掛け合わせると、大変もなんかリラックスできますよ。
私は編集者の立場でもあるので、「簡単に商業出版できます!」とはお世辞にも言えません。
簡単に売れる本出せますよ!とも主張はできない。
でも、セオリーとポイントをきちんと抑えれば、商業出版はできるし売れる本も出せます。
その舞台は「公平に用意」されているので、あとはあなたが一歩「えいやっと」踏み出すだけではないでしょうか。
挑戦、お待ちしておりますよ〜。
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