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商業出版する方法#68〜「書きたい」「伝えたい」以上に「マーケットリサーチ」をしてみよう
本を出したい!と思う人のなかには
>〜を伝えたい
>〜を書きたい
>〜をまとめたい
こう思う人が少なからずいますが、商業本は、あなたのそんな思いとうらはらにどうしても「読者」の存在を重視する必要があります。
そういうあなたの「アイデア」を「支持してくれる人がたくさん」いないと、商業本としては、本のビジネスとしてはなりたっていかない。
・伝えたい!
・書きたい!
・まとめたい!
これであれば「自費出版でいい」んですよ。
商業本は「読者に対してベネフィット」がないといけない。
価格ついて売られている「商品」ですから。
そして、そのベネフィットを受け取る人が、「何万人・何十万人」存在しているかを発見できるかどうかが大切だと思います。
その辺の「マーケットリサーチ」は、出版社もやっていますが、著者や「著者であろうとしたい人」も行っていく必要がある。
んで。
出版社も出版社でそれなりの「マーケットリサーチ」を行っているからこそ、マーケットインして、何万何十万の「読者の支持を集められそうな人」に執筆を依頼するわけだし(だから「本を出したい」だけの人に出版社からお声はかからないのですよ)、何万何十万と購読してくれそうなネタや企画を先んじて本にする。
これが商業出版の原理原則なので、この法則にあなたも乗っかってもらわないといけません。
だからもし、あなた自身が、あなたの本のアイデアがあって「これを本にするとおもしろいとおもうんだよなあ」と思ったら、もちろん出版企画書を書いて出版社に送ってみたりするのもいいけど、、
ブログやツィッターなど、SNSを活用して、「本当に自分の伝えたいことに共感してくれる人が現れるか」「支持を受けることができるのか」といった点を加味しつつ、自分自身で先に発信して調査してみてもほしいです。
本になるから読まれる。
では・・もう今の時代は「手遅れ」な考え方です。
読まれているから、注目されているから、本にする!
というのが、令和の出版道です。
こういうことを書くと「出版社、著者に頼りやがって」「出版社としてどうなの?!
と思ったり、アンチな感覚になる人も数多いでしょう。
しかし、今の時代スピードからいうと「オンライン」には勝てません。
SNSには完敗状態なのです。
かつてSNSが無かった時代は「本が一番手の情報インプット材料」でもありました。
その役割を確実に担っていた。
でも今は完璧に「SNS社会」です。
本屋行くより、キオスクで新聞買うより、まずスマホ。まずSNSなんです。
SNSで本の情報を知る人が、爆発的に増えています。
だからSNSなどで先に発信して、そのネタやコンテンツが支持を集められるのかどうかをご自身でも「見極めて」もらえることを、やっておいて欲しいなぁと、思わずにはいられません。
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