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商業出版する方法#10〜実績や読者見込みは「数字」で詳らかに伝えよう


>読者がいるはずです!

>〜なメソッドやスキル・内容・発信を求めている読者が、絶対存在していると思うのです。

>読者が「多く」いるとおもいます!

>「たくさん」読まれる・買われるはずです。


商業出版に携わっていると、こうしたことを訴える経営者・起業家の方に、会社員編集者時代から頻繁に接してきました。

お話をもらう8割以上、でてくる発言です・・・。

しかし出版社の編集者はこうした「情熱的な訴え(情緒的訴え)」に対しては、余計に距離をおきたくなるし、首を縦にふりません。

欲しいのは、、、

「客観的な情報」です。

もっといえば

「数字」

です。

潜在読者の数・読者見込み数はどれくらいいるのか。
それを確認できる客観的なデータや数値情報があると、真剣に話を聞いてくれやすいし、企画書にもそれら明確にが書いてあると、出版企画を投入できる市場を発見&見定める材料を獲得することができます。

それが企画通過に有利になる場合も、おうおうにしてあります。

「数字を意識して」「明確に伝える」ことに徹底ください。(とくに女性の方々はご注意!感覚性が前に出て、情緒的訴えに終始しがちでマイナスの印象を与えやすいです)

>社会的に「何人」その悩みに陥っている人がいるのか?

>「何人」読者になる見込みの数があるか。

政府機関をはじめ「公のデータ」があれば、それを提示しましょう。信ぴょう性がましますよ。

テーマやジャンルによっては、そういった公のデータがない場合もあるし、出せない場合もあるかと思います。

だからこそ必要なのが「あなたの実績」なんです。

>クライアントの数

>ビジネスキャリアの年数

>セミナー動員数

>あなたの発信やビジネスで良い変化をおこした人たちの数

・・・・・・

そうしたあなたの「実績」を「数値」で明快にアピールする必要があります。


でもおもうのですが…。。。

経営者や起業家のみなさまであれば、ビジネスを「数字で考える」って当たり前におこなっていたりするものではないのですかね??

それがないと、事業を拡大したり売上あげたり・・・なことができなくないですか??

影響力を強めていくことにも「数字で考える」って必要ではないですか?

っていつもおもいます。

根拠は冷静に、客観的に数字で示していきましょう。

熱意や情熱や熱い抽象度の高い訴えは、編集者にはむしろ効果的ではありません。

「どん引き」になります。

冷静で客観的な情報の提示を行って、「読者が獲得できる」根拠(エビデンス)を企画書に落とし込んでもらう。
プラスアルファとして編集者へのプレゼンなどでお伝えしてもらえると、商業出版への近道にもなりやすいかと思います。



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渡邉理香
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