留学開始10日でコロナになった話 〜Part2〜
2月16日(隔離2日目)
2日目になると熱は全く、風邪っぽい症状はすべて落ち着きました。フラットメイトがメッセージを送ってくれたり、果物を買ってくれたりして本当に救われました。
しかし、咳がものすごくひどかったです。特に寝転がると咳がひどくなってしまい、夜中は5時間咳をしっぱなしという感じでした。全く眠れず、でも寝転がると咳がひどくなってしまうのでひどい不眠で隔離3日目を迎えることになります。
2月17日(隔離3日目)
一睡もできずに迎えた3日目は、日中は疲れ果てたせいか数時間眠ることができました。しかし夕方になるとまた咳がひどくなってしまい、咳のし過ぎであばらを骨折してしまいました。(骨折って骨が折れる音が聞こえるんです…)
薬を飲んでもおさまらず、さすがにしんどくて111に電話を掛けました。これは救急車ではなく電話越しで症状の相談に乗ってくれる感じのところです。オペレーターと会話をした後に、緊急性が高いなら医師が折り返し電話をする、少し緊急性が高いなら看護師が折り返す、というように医療従事者と直接会話ができるものです。
しかし、私は渡英して10日だったのでまだNHSナンバーがなく、GPの登録も住んでいなかったので、毎回自分の名前や渡英してすぐであることをオペレーターに話す必要がありました。(ちなみに、NHSナンバーとGPは後に郵送の手紙で送られてきました。私の場合BRPカードは大学での受け取りでした。)当時咳がひどく、声もガサガサで自分の名前を伝えるのに20分以上かかってしまうほどでした。加えて、持病があるか、妊娠の可能性はあるか等の質問に答える必要があるのですが(問診表の口頭バージョンみたいな感じですね)、英語ですべて答えていく必要があるので結構大変でした…。電子辞書、パソコン、携帯と3大フル装備で戦いました…笑
この日は夜中の0時過ぎに111に電話をかけ、看護師からの折り返しを待ちました。折り返しの電話が来たのが朝5時。その間も咳が止まらなかったので電話が来た時は本当にうれしかったです…し!か!し!
看護師「Lemsipって持ってる?あれ分量通り飲んでね、あれ最強だから!あれ飲めば治るよ、じゃあね。」
私「!&(#(()#?`*{!!”!!!」
って感じで速攻切られましたwまぁ、ぶっちゃけコロナってできることないし、あばらの骨折って固定とかもないんですよ。覚悟はしてたんですけどね。ちなみにLemsipはイギリスの有名な風邪薬です。日本でいうバファリンみたいな?とりあえず飲んでおこう…みたいな感じ。5時間待ってこれかよ…と思ったのですが、疲れていたし早々に電話を切りました。ちなみにこのころは確実にあばらを骨折していたので、痛すぎてバスタオルで胴体を巻き付け、圧をかけて痛みをごまかしていました…。
2月18日(隔離4日目)
この日も昼過ぎまで寝て、痛みで目覚めるという感じでした。のどが痛く、咳が止まらない症状が続き、また111に電話をかけ一通りのステップを踏むと、今度は医師から折り返しの電話があるとのことで3時間ほどで折り返しの電話が来ました。そして強めの(若干中毒性のある)痛み止めを処方してくれたので、隔離終了後近くの薬局のbootsに取りに行くことになりました。相変わらず痛みましたが、痛みに慣れたのと、明後日には痛み止めが手に入ると思うと我慢できるようにありました。咳が止まらなくて戻してしまうこともあり、5日間の隔離期間で3キロ痩せ、念願の二重になるほどやつれました…笑
2月19日(隔離5日目)
この日から24時間で陰性が2回出たら隔離解除でした。無事に陰性が2回出たので予定通り5日間で隔離が終了しました。長かった隔離期間で、相当きつかったですが、英語のレベルが格段に上がった気がしたのと、何とかなるんだなと、留学の初めの段階で自信を持ち、怖いものがなくなりましたw
次の日にはbootsで痛み止めをもらいました。確か5-7£くらいだった気がします。(間違ってたらすみません…)医療費は基本無料ですが、薬はお金が多少かかるみたいです。でも、基本的にBootsブランドのものや市販の薬も十分なクオリティですし、安いし、ある程度のことには事足りるのでこれ以降処方箋はもらってません。
ちなみに私がコロナ期間中に使った風邪薬は以下の3つです。イギリスで風邪をひいた方は是非参考にしてください。
皆さん、留学早々コロナになって大変だったな…とお思いも知れませんが、実はこの1カ月後に膝を脱臼して松葉づえ生活を送ります。異国の地で健康運に恵まれなさすぎる私のイギリス滞在記にご注目。次の投稿はコロナ明け早々山登りした話です。