フランス田舎のバカンス
こんにちは、フランス在住日本語教師のリカです。
夫の会社の休暇に合わせて、私も8月から2週間ちょっとの休みを取っています。今年の夏は、フランスの田舎に住んでいる夫の叔父の家への訪問と、日本から来る父との観光です。
今日は、フランスの田舎の風景と、思ったことを少し綴ろうと思います。
ひまわり
フランス南西部では、一面にひまわり畑が広がっています。日本でも、夏といえばひまわりのイメージですが、日本では、田舎を訪れる機会が無く、こんなにたくさんのひまわりが咲いているのを見るのは、生まれて初めてです。皆さんは、間近でひまわりを見たことがありますか?大きくてとても感動しました。
食事
私は、現在住んでいる街も十分田舎だと思っていましたが、夫の叔父の家へ遊びに行き、私の街は全然田舎じゃないと気付かされました(笑)
彼は、畑で野菜を育てているのですが、その野菜を使ってラタトゥイユやサラダを作ってくれて、(私たち夫婦はたまに頼ってしまう)ファストフードや冷凍食品とは違う優しい味と、田舎の丁寧な暮らしにほっとしました。
普段は夫と二人なのと、私は普段はお酒を飲まないので、アペロはしませんが、夫の叔父の家では、毎晩少しのワインとおつまみでアペロを楽しみました。オリーブとナッツ入りのソシソンがとてもおいしかった。
アルマニャックの工場見学
3泊4日の訪問でしたが、アルマニャックの工場見学、古い城や教会をいくつも見て回って結構へとへとでした。夫の叔父さんは70代ですが、軽々とこなしていて、もしかして40歳以上若い私の方が体力が無い、、、?と思いました。9月からヨガやボルダリングをしたいと思っているので、これから体力をもっとつけたいです。
3月にコニャックの工場へ行ったのですが、今回はアルマニャックの工場へ。コニャックはとても有名ですが、アルマニャックも製法はとても似ています。ただ、コニャックは2回の蒸留を行うのに対し、アルマニャックは1回の蒸留で造られていて、少しワイルドな味がするそう。素人の私には味の違いは分かりませんでした。予約無しで行きましたが、たまたまいらっしゃったオーナーさんが自ら案内と説明をしてくださって、6種類も試飲させてくださいました。英語で説明してくださって本当にわかりやすかった!
コニャックの工場見学の時は2種類の試飲と見学で30ユーロほどかかったので、お土産を買わずに帰りましたが、今回は無料のサービスだったので、気に入ったものを何本か買って帰る事が出来ました。
私たちが行った場所はココ (6人未満の訪問ならコンタクト不要みたい)
田舎の観光
色々な場所を訪れて、もはや名前も憶えていないのですが、良い写真が撮れたので。今、YouTube動画を作っているので、それまでに出来るだけまとめておきますね。
上の写真のような綺麗な町も行きましたが、結構ワイルドな旅で、ほとんどの時間は草むらの中や、粘土で靴がドロドロになりながら歩いていました。白スニーカーとバレエシューズを持って行こうとしていたけど、バレエシューズを辞めてビルケンシュトックを持って行ってよかったと心から思った(笑)
そんなドロドロの草むらの旅の中で、素敵な出会いがありました。こんなに青い蝶を初めて見ました。とても綺麗だったので、写真を撮りました。私のカメラは動画専用なので写真はなかなか思い通りにいかないことが多いのですが、奇跡的にしっかりピントが合いました(どれだけ興奮したことか、、、!)
青い蝶は、希望、幸運、心のリセット、成長の象徴なんだって。この写真を見た方に良いことがありますように♡
マルシェ
最後は最終日に訪れたマルシェ。私の町のマルシェは正直規模も小さいし、大きい企業の方が多くて、あまり親近感を感じませんでしたが、こちらのマルシェは規模がとても大きくて、現地の農家さんもたくさん来ていたので、野菜や果物を買うにもいろいろな店がありました。色鮮やかで本当に心が満たされました。
マルシェの様子は動画をたくさん撮ったので、いつかYouTubeに載せたら報告しますね♡
最後に
今回訪れた場所は、とても有名な場所とは言えないけど、特にバカンス前にたくさんのレッスンをこなして、少し気疲れをしていた私にとって、自然に近くて、素朴で静かな生活はとても良いリフレッシュになりました。
人それぞれリミットはありますが、オンライン日本語教師は、良いこともたくさんある反面、とても孤独になりやすく、体力、精神力も使う仕事なので、こうやって数カ月に一度、休みを取ることがとても大切に感じます。
8月末に動画を投稿すると思いますので、それもぜひ観てくださいね♡
では、皆さんも良いバカンスを~
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