絵本の紹介「そらまめくんとながいながいまめ」
みなさま、ごきげんよう。りかママです。
今日は、民間学童の先生から、「年中、年長、1年生におすすめの本」としてご紹介を受けた絵本の紹介です。
「そらまめくんシリーズ」は、どれも親子で大好きなシリーズです。
まず、息子と気になるね、と話したことは、「長い長い豆って、何豆だろう?」ということ。
そらまめくんシリーズは、実際の豆が登場人物なので、実際に調べたり、スーパーで探してみたりする楽しみもあります。
「そらまめくんとながいながいまめ」のあらすじ
ある日、ピーナッツくんが「へんなものがいるよ」と、みんなに知らせます。そして、みんなは、これをとりあえず引っ張ってみることにします。
すると、どこまでもどこまでも引っ張ることができます。
引っ張って、引っ張って、引っ張って・・・
現れたのは、さんじゃくまめの兄弟たち。
ちなみに、三尺豆(三尺ささげ)はこちら
三尺ささげは、お赤飯やお菓子づくりに使われるササゲの仲間で、長いものでは30センチ以上になることもあるそうです。
いつもの仲間たち以外の豆が現れると始まるのが・・・「誰が一番か」の競争。今回も、そらまめくんVSさんじゃくまめのバトルがはじまります。
でも、いつも、ただのバトルではないのが、そらまめくんシリーズの良いところ。今回も、一つ一つの競争で、一人一人の心が揺れ動いていきます。
友達との関わり、心の動き
いろいろな人が集まれば、いろいろな意見が出ます。
でも、なんとなく、今の世の中、「周りに合わせなさい」「周りに迷惑をかけないようにしなさい」と、周りばかりを気にして、自分の意見が言えなくなっていませんか?
人と関わることは、自分の意見を言わないことでもないし、人の意見だけを聞くことでもありません。自分も意見を言う、ほかの人も意見を言う。どうするかを話し合う。
競争も、勝てばいいものでもないし、負けが悪いことでもない。そのプロセスで何を感じ取るかが大事、と、この「そらまめくんとながいながいまめ」は教えてくれている気がします。
ぜひ、読んでみてください!!
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。