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邂逅アリア
2022年2月5日
一ノ瀬リカ、東雲のぶによるセルフプロデュースアイドル、邂逅アリアの解散ライブが秋葉原で行われた。
立春が訪れてもなおまだまだ寒い、冬の夕方だった。
2人とも、これまでアイドルをやった事がなかったのに、私一ノ瀬リカによる完全セルフプロデュースアイドル。
全部が手探りだった。
カメラマンの坂本さんの写真展でたまたま同じ日に居合わせて、同じリングと同じ待ち受けだったからというだけで2人で始めたアイドル活動。
最初、私はサインなんてなかったから、先輩のアイドルさんと一緒に考えてもらって
コピーする曲を選んで、歌割りを考えて、
2人で通販で衣装を探して、
手縫いでアレンジして。
2回目の衣装は2人で原宿に探しに行って。
疲れた仕事終わりにダンス練習入って、夢を語り合ったりして
いろんな人に無視されながら、
夏空の下汗かいてフライヤーを配って。
正式なスタッフがいないから、いつも2人で重いキャリーバッグを持って移動して。
ポンコツプロデューサーのせいで音源トラブル起こして、アカペラで歌った事もあったね。その節はごめんね。笑 (悔しくて帰りの電車で泣きました)
ダンス習ってたわけでもない私の振り付けをのぶちゃんが踊ってくれて、
私の作った歌詞を2人で歌えて、幸せだったよ
初めてオリジナル曲できた時はうるうるしたなあ
ずっとバンドだけやってきて現場にも行った事ない私がアイドルなんてやると思ってなかったし、できると思ってなかった。
ぜんぶぜんぶ、一緒に活動してくれたのぶちゃんと、
見てくれていた、ライブに来てくれたあなたがいたから成り立ったものです。
私をアイドルにしてくれてありがとう。
出会えてよかった。
解散の理由、社会情勢とかタイミングとか色々な面があって簡単に言うことはできないけど、一つ言えるのはこれはステップアップするための解散であるということ。
もっともっとがっつり表現をやっていきたいから体制を整えるってとこかな。だから悲観的に思わないでほしい
この世には沢山の人がいて、まだまだ出会ってない人が沢山いる。
どんなタイミングでどんな出会いをするかわからない。
全ては偶然、まさに邂逅なんだ
これからもたくさんの人に出会うと思う。
きっと楽しいことばかりじゃないけど、こんな私でもみんなを幸せにできる人間になりたいな。なれるかな。
この先どんな形でやっていくかはまだ未定だけど、あなたの人生を少しでも幸せにできたら、それでアイドルでいいかなって思ってる。
そのぐらいアイドルって素敵なものだと私は邂逅アリアの活動で知る事ができたよ。
これからもあなたのアイドルでいさせてね
またいつか。
邂逅アリア 一ノ瀬リカ