自己紹介ってなんだ?ー自分を知ってもらうことについての考察
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
はじめまして、Rikaと申します。どうぞよろしくお願いします。
...とまあ、自己紹介の常套句を冒頭に置きつつ。
note初投稿ということで、自分の自己紹介をしようと思ってこの記事を書き始めたのですが、気づけば自己紹介に関する考察で終わってしまいました。でもそれなりな考察にはなったと思うので、みなさんも自分の自己紹介をする上で参考にしていただけると望外の喜びです。
では早速、本題に参りましょうー。
今日のアジェンダは以下3点です。
自己紹介ってなんだ?
自己紹介(じこしょうかい)とは、初めて会う人などに、姓名・職業などを述べ自分が何者であるかを説明すること。普通は“よろしく”という挨拶の意を兼ねる。...自己紹介が可能な部分はあくまでも自身の認識している範囲内であるため、相手は自己紹介する本人が自分を見る見方を受け取らざるを得ない。基本的に自分の事を知らない人間に自分を知ってもらうための行為である。(“自己紹介”. フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』. 2020-04-15.https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E7%B4%B9%E4%BB%8B)
いきなり引用から始まりました。
わたし生来、新しく物事を始める際には、「とりあえずやってみる!」派だったのですが、ここ最近は「まずやり方を調べる」派へと転向してしまって。(これも大人になるということなのでしょうか...。)
そこで、自己紹介を書くにあたって、まず「自己紹介とは?」について調べるところから始まり、Wikipedia先生に尋ねたところ、上記のようなアンサーをいただいたわけです。
Wikipedia先生曰く、自己紹介とは、
・自分が何者であるかを説明すること
・“よろしく”という挨拶の意を兼ねる
・自分の事を知らない人間に自分を知ってもらうための行為
であるということ。
ふむふむ、なるほど。初めて会う人に自分を知ってもらうための行為ねー。
ここでわたしは考えました。
自分を知らない人に対して、自分を知ってもらうために一番伝えるべきことって、何だろう?
普通は、
「わたしの名前は山田太郎です!○才で、〇〇生まれ〇〇育ちです!大学は〇〇学部で、職業は〇〇です!」
など、名詞を軸にその人の帰属を表わす情報を伝えるのが、一般的な自己紹介だと思います。
しかし、帰属情報が、自分を知ってもらうために最も伝えるべきことなのか?
そう考えた時、わたしの答えは、「とも限らない」でした。
(わたしは生来、何かの問いに対してYes or Noの様に、断定形で答えるのが苦手です。なぜなら、回答の幅が狭くなってしまう気がするから。まあ時と場合によりますけれども。)
上記の答えを考えるプロセスにおいて、keyとなる問いは、
自分を知ってもらうとは、どういうことだろう。
でした。そこで以下では、自分を知ってもらうということについて、少し深掘ってみようかと思います。
自分を知ってもらうということ
わたしの帰属情報をみなさんに知ってもらうことについては、特にためらいがあるわけではありません。
ですが、わたしのことを本当の意味で知ってもらうためには、帰属情報よりも、むしろもっと、なんというか、
「こういう視点で物事を見ています。」
という様な、視点提供にこそあるのではないかと、そう思うのです。
例えば、
・わたしの好きな色は紫色です。なぜなら、そこに怪しさや美しさ、または寂しさなど、複雑な感情が見え隠れしていて奥深いと感じるからです。
・わたしは最近、ランニングを頑張ろうと考えています。なぜなら、継続して走るという習慣を取り入れることで、体力面ではもちろんのこと、精神面でもやりきる力が身に付くと思うからです。
の様に、
情報→視点→言説
というルートを辿って物事を発信していくことで、ああ、あの人はこういう考え方をする人なんだな、とか、その視点は自分にとって好ましいな、みたいな形で、だれかに自分の考えていることを伝えることができます。
このように、
ある情報について、自分の視点をもとに、自分の考えを述べ、それがだれかの心に届く。
これこそが、自分のことを本当の意味で知ってもらうことだと、そう思います。
まとめ
自分の自己紹介をしようと思ってこの記事を書き始めたのですが、気づけば自己紹介に関する考察で終わってしまいました。なぜだ。まあいいか。
本記事でわたしがお伝えしたかったことは、
・自分を知らない人に対して、自分を知ってもらうために一番伝えるべきことは、自分の帰属情報だけに限らない
・本当の意味で自分を知ってもらうということは、ある情報について、自分の視点をもとに、自分の考えを述べ、それがだれかの心に届くこと
以上の2点です。
まあだからと言って、一般的な自己紹介そのものを否定しているわけでは無く、いろいろな自己紹介の形があっても良いよね、という話です。むしろ幅広い自己紹介のバリエーションを見てみたいな、と思います。
最後になりますが、みなさんにとっての、本当の意味で自分を知ってもらうために伝えるべきこと、が見つかることを願って、筆を置きたいと思います。
長くなりましたが、ご高覧賜り誠にありがとうございました。