聖徳太子についてのメモ
『聖徳太子についてのメモ』
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○聖徳太子の肖像画について
宮内庁侍従職が保有する「唐本御影」は、聖徳太子を描いた最古のものとされてきた肖像画で、これまで高額紙幣の肖像画や教科書でも「聖徳太子」として使用された。そのためこの画像が「聖徳太子」というイメージを人々に強く残すこととなる。しかしこの絵と「聖徳太子」とを関連づける当時の史料は存在せず、絵の画像の研究から製作年代は早くとも8世紀(奈良時代)と考えられることなどから「伝聖徳太子像」として表記するよう変更された。
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○「聖徳太子」という名の記述と根拠となる史料について
その名が記された時期について。『日本書紀』は奈良時代初期、法隆寺関連の史料は確実に年代が確認できるのが奈良時代中期であり、聖徳太子の事績の根拠となる史料はその死後100年を過ぎた史料であるということ。
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○聖徳太子一万円券について
発行開始日
昭和33(1958)年12月1日
発行停止
昭和61(1986)年1月4日
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これらの画像は鎌倉室町時代に描かれた聖徳太子の肖像画で、装束などは飛鳥時代ではなく、その時代の仏教文化、僧侶の特徴がみられる。病気平癒の祈祷のための香枦を御手にされている。
お札や教科書で見覚えたお顔とはまるで印象が違い、女性ではないのか…?と。
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何故、天皇即位の際、聖徳太子像に全く同じ衣装を着せるという儀式が現在でも続いているのか。そして今年の11月22日の公開が取り止めになっている理由は何なのだろう。
(広隆寺/黄櫨染(こうろぜん)の御袍(ごぼう)を纏った御本尊/秘仏/聖徳太子立像/1120年作/聖徳太子の命日とされている11月22日年に一度公開されるが2024年は御開扉なし。)
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霊視によると、行く先々で逢う「聖徳太子」とされている方が吉祥天女のような女性の姿でみえるので、歴史の真実について考えているところ。
谷口理香
霊能者/写真家