【楽天改悪】楽天から学ぶ中長期戦略のメリット
こんにちは!
本日は、楽天の改悪から学ぶ中長期戦略のメリットを考えていきます!
「BtoC」の仕事をされている方はとても学びのある事例なので是非最後までご覧ください。
はじめに
楽天が2022年4月から、ポイント進呈ルールについて「税込」から「税抜」へ変更することを発表、更に投資信託に対するポイント付与のルールを変更することを発表し、2022年4月以降の新サービス導入にともない、SPU 条件や各種ポイントも見直すという発表を行いました。
これを受け、「楽天経済圏」とも言われる楽天のヘビーユーザーは「がっかり・・」という声や、サイトでも「乗り換えるべきか!?」という投稿をよく見るようになりました。
しかし、結論から言えば、私は、実際乗り換える人は少ないのではないか?と考えています。
なぜなら「面倒だから」です・・・(笑)
そんな理由!?と思う方も多いかも知れませんが、楽天に限らず、携帯プランの変更や車の保険関係など、ややこしさや面倒くささから手続きを後回しにされる方は多いのではないでしょうか?
実例「邪魔くささ」を利用した企業
実際に、「めんどくささ」を利用した戦略を行う企業も多々あります。
その中でも「コアラマットレス」を販売するKoala Sleep Japan 株式会社では、「120日トライアル期間」を行い実際に使ってみて合わない場合は、返品及び返金を送料無料で実施しています。
これは、購入という最初のハードルを下げ、先ずは買ってもらう事を目的とした戦略ですが、実際に買うと返品手続きが面倒に思ったりと返品する人の数は少ないからです。
(忘れましたが、どこかの実験では)返品可能期間が長ければ長いほど返品数が少なくなるという検証結果も出ているそうです。
結論
楽天の続く改悪から何が学べるかというと、目先で見れば一見損な戦略も中長期的に見れば、顧客の継続獲得に繫る。つまり、「中長期的な思考の大切さ」です。
まとめ
ビジネスや問題解決の場ではまずは目先の損失を止める事が大切です。
それと同時に、「中長期的に見ればどうか?」とも考えると新たな糸口となるかも知れませんね!
番外編
なぜ、楽天の改悪は続くのか?
理由は2つ考察できます。
1.ゴールドカード顧客が十分な利益をもたらしていない。
2.ヤフーとの顧客獲得競争が終了した。
1.ゴールドカード顧客が十分な利益をもたらしていない。
楽天のゴールドカードの還元率が一般カードと同じになりました。
その事実から類推されるのは、楽天のゴールドカード顧客が楽天に対して
十分な利益をもたらしていないということでしょう。
2.ヤフーとの顧客獲得競争が終了した。
楽天市場からヤフーショッピングへの顧客スイッチ戦争がありました。
ヤフーは出店料を0にして楽天市場に出店しているお店に対し
「ヤフーで出店してください」と出店状況を楽天と同じにし、
ソフトバンクユーザーなら買い物のポイント還元が最大20%になるという
大盤振る舞いを始目ました。
それに対抗し、楽天のポイント還元率も上がったのですが、
戦争がある程度進み楽天市場からヤフーショッピングへの顧客流出は
収まった為、徐々に改悪が始まったのではないかと考察しています。
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本日も最後までご覧いただきありがとうございます☺︎
是非、読者の皆さんの意見や感想で更に考えを深めていきたいのでコメントや良いねもお待ちしております^^