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マタハラをしてしまった自我の弱み使い
パワハラ予防士として活動します!
![](https://assets.st-note.com/img/1682666523146-c4g6qJ36uq.jpg?width=1200)
わたしは以前から、
職場でのハラスメントの予防には
クリフトンストレングス🄬で自分の理解を深めておくと効果的だよね、
と思っていました。
自分の上位の資質が弱みとして使われちゃったとき、
本当なら素晴らしい仕事をしてくれる道具を、
まるで凶器のように振り回してしまい、
結果的にハラスメントにつながっちゃうことがあるからです…。
![](https://assets.st-note.com/img/1682666592597-s4Xsl5VTBC.jpg?width=1200)
なので企業でクリフトンストレングス®で
自分の上位資質を理解したうえで、
ハラスメントを防止する研修をやりたいな、
と以前から思っていました。
さて、じゃあどうやって講座を組み立てようか…
と考えてところで、
デライトコンサルティングの
パワハラ予防士の講座を2023年2月に受講してきました。
この講座を受講した理由は、
パワハラの定義と、
そしてハラスメントを予防するための仕組みを
カードワークで理解するようになっていて、
参加者が手を動かして楽しみながら進められるようになっていたからです。
(会社で受けるハラスメント研修って、
内容が内容なだけに、暗くて重くて楽しくないんですよね…。)
また、講座のマテリアルは自由に組み替えてもよい、
とのことだったから…♪
なので自分の傾向性を理解するパートは、
ストレングスで自己理解を深める内容に変更して行っていく予定です。
この自由に組み替えてもよい、
というのがとてもありがたく…♪
講座を提供する会社によっては
内容をアレンジしちゃいけない!
という会社もあったりするので、
自分の理想の進行ができなくなるのです。
そのあたりが研修を続けていけるかどうかの鍵になってくるんですよね。
わたしは社労士の仕事を通して得た
ハラスメントの知識を織り交ぜながら、
人の強みを活かすパワハラ予防士として始動します!(宣言!)
でもね、この研修を始めようと思ったのには、
私が過去にしてしまった苦い経験…、
マタニティハラスメント(いわゆるマタハラ)をしてしまったことが
大きなきっかけになっているのです。
ハラスメントをしてしまった苦い経験
私がマタハラをしてしまった経験・・・
厳密に言えば、マタハラをしたとはみなされないかもしれないですが、
私の気持ちの中では「マタハラをした」と、今も強烈に残っています。
もう随分と前のことになります。
勤務していた職場で、
妊娠してまもなく臨月を迎えようとしていた女性職員がいました。
ある日、彼女がコピー機のそばで、
コピー用紙の箱を持ち上げようとしていました。
A4のコピー用紙2500枚が入った重い箱です。
彼女が大きなお腹をかかえながら
重い箱を床から箱を持ち上げようとしている姿が、
私の目の端に入りました。
重いので、彼女はちょっと持ちづらそうにしていました。
「あぁ大変そう、手伝ったほうがいいよね」と思いました…、
でも、手伝わなかったのです。…、わざと…。
所属していた職場はハラスメントに関しては
とても意識の高いところでした。
普段から上司が彼女に配慮している様子が伺われていました。
私が手伝わなかった箱を持ち上げるのも、
ほどなくして上司達が気づいて手伝ってくれてました。
その様子をホッとした気持ちで見ながら…、
どんどんと暗い気持ちになっていきました。
「わたし…、いま、マタハラをした…」
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私がいた席は、コピー機から数メートル離れた位置にあって、
コピー機にやや背中を向けていた位置です。
なので彼女もそして周りの人も、
私が意図的に手伝わなかったとは見ていなかったのではないかと思います。
でも、私の意識の中ではわざと手伝わなかった…、
だからマタハラをしたのです。
それから数日間は頭の中でその時の感情が渦巻いていて、
自分がしたことを悔やんでいました。
社会保険労務士でもある自分が、
ハラスメントの予防を会社に対してしなきゃいけない立場の自分が、
こんなことをしてしまった…!悔やみきれませんでした。
なんで、わざと手伝わなかったのか…、
自分で理由はわかっています。ひとことで言えば、「嫉妬」です。
私は、結婚後、10年間不妊治療をしていました。
妊娠しても流産を繰り返し、
結果、子供を持つ夢は叶いませんでした。
職場では、上司が普段から彼女に気を使い、
配慮している様子を見ていました。
それは当然のことで、女性が働く環境ではむしろ喜ばしいことです。
そう頭では理解していますが、
心の中では「私が叶えられなかった夢を実現しようとしていて、特別な扱いを受けてる」と、
差別をされているように感じていたのです。
彼女が配慮されてる様子を見ていて、
ふつふつとそんな感情が積み重なっていきました。
そしてその感情がたまっていった結果
「わざと手伝わない」行動につながったのでした。
この感情と行動は、私の個人的な理由からくるものです。
彼女と職場の上司になんの非もありません。
ハラスメントをしてしまった原因
彼女と職場の上司になんの非もなかったのですが、
私の上位にある資質が暴走してしまった、
止められなかった…、
その資質は…「自我」です。
自我は自分を重要な存在と認められたいと
強烈に欲する才能のかたまりです。
![](https://assets.st-note.com/img/1682666971170-739FqkPlrW.jpg?width=1200)
強みとして発揮されれば
「私たちが伝説を作る!」と周りを鼓舞して輝く存在になる、
いう動き方をします。
ですが、この時は完全に弱み使いでした…、
子供を持ちたいと強く願っていた理由の一つに
「子供を産んでいないと社会から認められない、
価値ある存在と認めてもらえない」
と思う気持ちもありました。
それが実現できなかったため、
頭の中で自我の弱み使いが暴走した形になりました。
あぁ…、ストレングスコーチと名乗っていても
こんなことしてます…(´;ω;`)。
日々、自分の資質からくる感情や
行動を客観的に観察していく修行であります。
この経験から、、ハラスメントをしないために、
またハラスメントをしてしまった時のために
自分の上位にある資質の傾向性を知って、
自分を深く理解しておくのが大切だと学びました。
なのでストレングスファインダー®を使って、
ハラスメントを未然に防ぐ取り組みをしたい、
と考えるようになったのです。
周りの反響
この話を以前メルマガで書いた際、たくさんの感想メッセージをいただきました。
ご本人に了承をいただいた上で、一部ご紹介させていただきます。
誰も気がついていない、自分しか気がついていないそれをしっかり残して種として、それを乗り越える力にされているかっこよさに、うたれました。
実際に何か加害したわけではなくても、見ないふり、は、世の中の居心地を確実に悪くすることだと思ってはいます。私も、すぐには「見ないふりをせず行動する」ができなくても、そんなありたい自分でいられるように心をととのえて筋力をつけていきます。
非常につらかったかもしれない振り返りをシェアしてくださってありがとうございました。
まず読ませてもらって「正直」「潔い」と思いました。 嫉妬の感情は言動には現れても、あえて公に文章として表出することはあまりないと思います。吉岡さんがおっしゃるように、勇気を出して書かれたことが、読者には嫌悪ではなく、共感として伝わるような気がします。
嫉妬心のない人間はいないと思うので…。
ふぅぅ~…、今日は自分の奥深くにあったことを表に出してしまいました…。
独白(毒吐く?)でした…、
読んでもし気分を悪くされた方がいたらごめんなさい。<(_ _)>
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