ついに中華沼に転がり落ちそうなはなし
こんにちは~新規の感想新規のうちに!的な記事です。
ということで、前回の日記に書いた通り、中華沼に片足を突っ込んでしまいました…。その辺、もうちょっと詳細に書いていきたいな~という。
<これまで>
わたし、ここ2年くらい中華に興味があったっちゃあったんですよ。
きっかけは某ボーイズプラネット。ついうっかり1PICKを中国人練習生にしてしまってそれはそれは辛い思いをしたんですけど、その時に彼が以前出ていた中国のサバイバルオーディション等を眺めておりました。
うっすら中国に興味が出て、中国語の勉強にもちょっとだけ挑戦しました!んで、それを中国出身の知り合いに話したら、「今度中国行ってみる?」と言われて夏に中国に行くことができたという…笑
いくつかnoteも書きましたが、中国旅行本当に超楽しかったんですよね~。一気に中国を身近に感じるようになりました。
そのまま去年1年間は中国語を続けるも、驚くほどできるようにならず笑、HSK3級受験を区切りに勉強をやめ、それからしばらくはただのちょっと中国が好きな人として過ごしておりました。
<陳情令はこわいところ………>
そんなところに、もうすぐ通っている大学院が夏休みだから少し時間ができそう!と思った私は陳情令というドラマを見始めてしまったのです……
これがさあ、もうほんっとうに面白くて!人気のものには理由があるんだから簡単に手を出してはいけない、といつも思うのに、また軽率に手を出してしまって大変な沼にきてしまったのでした……。
陳情令の魅力、すごくたくさんあるのですが、大きくまとめると①世界観の細やかさと美しさ、②怒涛の伏線回収、③しんどすぎる関係性かなあと思います。
まず世界観ですが、私は初めて仙狭物と言われるジャンルを見たんですが、コレほぼハリーポッターですね(?) 一つ一つの技(魔法みたいな…)にちゃんと裏付け設定があったり、訓練が必要だったり。家ごとの特徴やそれを反映した衣装やセット、もうこんなんオタク好きに決まっているやつじゃん!!!と。
そしてその世界観をしっかり再現?する中国のスケールね。怒涛のワイヤーアクションもだし、雲深不知所や蓮花鵜をはじめとした各世家のセット美しさも見事で…。そしてそして後から原作の小説やアニメにも手を出しましたけど、私がドラマから入ったのももちろんあるけど、キャストさん全員キャラの再現性高すぎないか!?とびっくりしてしまいました。 そしてほんと全員顔が良いし…。
中国エンタメは国家の検閲が入るので規制も多いらしく、陳情令自体も原作そのままではない(一番大きなところで言えばBL→ブロマンスへのアレンジ)ですが、大きな違和感はなく本当に愛のある実写化だったんだなあ、と思います。このメイキングちょっと泣けちゃったもんね
怒涛の伏線回収としんどすぎる関係性についてはもういいから見て!!!!って感じではあるんですが、私はもともと地獄コンテンツにめっぽう弱いので、この地獄のデパートっぷりにひたすらキャッキャしてしまいました。なんだかんだお互いを思いやっているのにどうしてもかみ合わない魏無羨と江澄の距離が離れていってしまう様子とか、あまりに地獄すぎる義城とか、本当に大好きなエピソード満載でした…。
なんか中国の方って家族・身内・仲間に対する愛情が大きいイメージがあるんですけど、だからこそ感情がデカくなり地獄になるのかな?地獄の源泉はだいたいクソデカ感情だからね(?)
<無名・熱烈見た!>
そんな感じで陳情令にはまったので、当然(?)主演のお二人、肖戦さんと王一博さんが大好きになりました笑
肖戦さんに関してはSNSを眺めたり海外で見つけた広告にキャッキャ言うくらいしかできていないのですが、ちょうど復刻上映?があった無名と今公開中の熱烈の王一博さん主演映画2本を見に行くことができました~!!
・無名
オールド上海のセットと衣装が素敵すぎて上海に行きたくなった!そして華やかなスーツに身を包んだ王一博さんの美しさたるや…!スタイルの良さも際立って本当にカッコよかったですね。ゾクッとするような表情のシーンも多くて、これまで陳情令での無表情な役柄しか見たことがなかったので、結構びっくりした!王一博さんすごい人だ…。
内容は恥ずかしながら1回では全く理解できなかったです…。何より時代背景がわかっていないなあ、とすごく反省させられました。
先日シンガポールの博物館に訪れる機会があったのですが、そこでも戦時中の日本軍の支配に関する展示があり、自分の無知さを実感したので日本の近現代史についてはもっと勉強しないとなあ、と本当に思う。当時の日本の戦争犯罪について知らないことが多すぎてちょっとダメだな、と思う今日このごろ。
・熱烈
これは本当に面白くて元気のでる映画で、既に2回見に行ってもう1回くらい見たいなあ、と思っているところです。
無名とは打って変わってややダサ王一博さん。まずこのオーラの消し方すごくない!?となった。
めちゃくちゃ青春映画なわけですが、私もちょうど課外活動を頑張っていたのですが、正直もうこんなもんで良いんじゃないか…と諦めかけていたところにこの映画を見ることができて、チェン・シュオみたいに頑張ろう!!と思えました。
同時に努力がすべてを解決する!とはなっていないがすごくこの映画の良いところ。いろんな事情でダンスを離れた人(あ、ストリートダンスの映画です)のことも描いているのが逆に元気づけられるというか。関係してきた人みんなの思いを背負ったチェン・シュオの最後のダンスシーンが良すぎてさ~!!となったのでした。
だいぶ館数・上映回数ともに減ってきちゃったけどまだやっているので皆さんぜひ!
こんな感じで中華沼の浅瀬を駆け抜けた夏でした。
色々みたいドラマや映画も有りつつ、プラットフォームがそもそも少なかったり、あっても言語の壁があったりと、中華沼はなかなか険しいところなので今後自分がどこまでいくか?は正直わからないなあ。まあその障壁?を乗り越えるからこそ燃える!みたいなのも中華沼の魅力なんだろうな、とも感じつつ。
改めて韓国エンタメのアクセシビリティのすごさ・ありがやさを実感…。
とは言え(?)オススメのドラマ・映画・C-POP等あればぜひ教えてください笑