シンガポールで妊娠後期、絵に目覚める
早いものでシンガポールで出産予定の第三子の妊娠も33週に入りました〜🌱
今回は妊娠経過についての記録…ではなく、妊娠後期に入ったくらいから唐突に「絵にハマった」という話を書いておきたいと思います🎨
後期妊婦、週1〜2で絵画教室に通う
前述のとおり、妊娠26週くらいから絵画教室に行き始めた私。現在進行系で週1〜2で3時間弱のクラスに通っており、着圧ソックスとクッションは必須ですが、楽しく通わせていただいております。(毎回先生をハラハラさせている気がするけども…😂)
通い始めたきっかけとしては、絨毛膜下血腫やつわり、逆流性食道炎などのトラブル続きだった妊娠初期〜中期を乗り越えて
「なんか、暇!!趣味がほしい!!!」
と思い始めたこと。
妊娠前はKpopダンスに月2くらいで通ってたのですが妊娠してからはできず、何か妊娠中でもできる楽しいことないかな〜〜〜という気持ちがむくむくと湧き上がる中、「あ、絵でも習ってみよう」とふと思い立ったのでした。
▼妊娠初期の記録
なぜ「絵」だったのかというと、昔から「絵を習う」ことに憧れがあり。
よくある小学生のお絵かきレベルですが、友達やいとこと少女漫画のマネをして可愛い女の子の絵を描くのが好きで、子どもの頃も「絵を習ってみたいな〜」とほんのり思ってたものの近所にお絵かき教室がなく、そうこうしてるうちに塾で忙しくなり。
また、大人になってからも「かくかくしかじか」とか「ブルーピリオド」とかの美大系漫画に心打たれがちだったり。
そんなこんなで「新しい趣味」と「昔からの憧れを叶える」べく、今はシンガポールのアート教室に週1〜2で通っており、そこに在籍されてる日本人の先生に習っています。
ちなみにここは、長女が1年ほど通っていた教室でもある。長女は今は通ってないものの、「そういえば、あそこ大人のクラスもあったな」と思い出し、今は自分がお世話になっております。
なぜ、絵を描くのか?
「週1〜2で絵を描いてる」と述べましたが、実はこれほどまで絵にハマるつもりは当初はなく(失礼😂)
最初は☝️の絵画教室ではなく、とりあえず月一開催で単発でも参加できるシンガポール日本人会の水彩色鉛筆講座に申し込んだんですよね。
ただ、その一コマ(3時間)では色鉛筆には到底たどりつけず、鉛筆の下絵だけで終わってしまい。
「シンガポールの風景を描く」というテーマで、私は旧正月にマリーナベイサンズに飾られていたドラゴンを選んだのですが、描くためによ〜〜く観察すると
ドラゴンの全体的な曲線美とか
手足の筋肉のつき方や関節の曲がり具合とか
漫然と見てるだけじゃ気づかないポイントに気づけて。
さらに、その日の帰り道はいつもの見慣れた風景も
「木ってまっすぐかと思いきや面白い感じに曲がってるな〜👀」とか
いろいろ新たな発見ができ、
芸術が生活を豊かにする、という片鱗に触れた気がしたのです!!!!
(にわかなのに語ってすみません…)
そんな感じで「もっと回数を重ねていろんなものの見方が知りたいし、シンプルに絵が上手くなりたい!」とモチベが高まり、月一では頻度が少なくて上達しないなと、別の教室にも通い始めた次第です。
あとはこの他にも
「美女を描きまくれば、自分も美女に近づけるのでは?」
という邪な考えも閃いてしまい.......(暴論😂)
もともとKpop好きなので、「Kpopアイドルをデッサンしよう!」と、週1の教室ではまず鉛筆デッサンを習うことにしました。
これまで描いたのはLE SSERAFIMのサクラ、TWICEモモ、アイキャッチにも載せたサナ。
ただ私は飽き性なので女性ばかり描いていると気分転換に男性も描きたくなり、ちょうどメジャーリーグの決勝シーズンだったので、家で夜な夜なダルビッシュ投手やオオタニサーンを描いてみたり。
https://x.com/riiiii_moo/status/1845105710272741676
(このときは上手く描けた!と思ってX載せたけど、今見ると似てないな…まぁ成長過程ということで…)
最新作としては「美術やってる人っぽい!」という理由で、彫刻デッサンをこの前教室で完成させました。
これまではとにかく出産という〆切までに最短で絵が上手くなりたいので枚数を重ねねば!という気持ちで、ひたすら回転率を上げるためにモノクロデッサンばかりやっていたのですが、
(とはいえモノクロも想定以上に時間かかるんですけどね…)
今は「せっかくならやっぱ色も使ってみたい🌈」と思い始めたので次回からは水彩を学び、それで3回ほど通って1作品仕上げられたらもう出産かな…という感じです。
気になる芸術修士「MFA」の学位
そんな感じで、絵を描くことそれ自体の面白さやその過程におけるものの見方の変化の兆しに目覚めつつある今日このごろ。
絵画教室でいろいろと学ぶ中で、世間一般でいわれる「アート思考」について自分の中で考えてみたり、本を読んでみたりもしたのですが、
いわゆるアート思考って「常識にとらわれない型破りな発想!」みたいに捉えられがちだけど(自分もそう思ってたけど)
アートってめちゃくちゃ緻密だし、画法とかも多いから「何にも囚われない」ものかというとそうでもない気がしてて(デッサンしかやってない上、習い始めて3ヶ月くらいのにわか初心者の見解ですが…)
そういうのを考えたり調べたりしてるときに、たまたま「MFA(Master of Fine Arts = 芸術修士)」という学位があることを知り。
アメリカでは "The MFA Is the New MBA" という言葉も生まれるほど、注目を集めたりもしたんだとか。
不安定で不確実、複雑で曖昧ないわゆる「VUCA」な社会では、これまで重要視されてきたサイエンスの力だけでは状況が停滞したり、判断が麻痺してしまうのでは?というリスクから、MFAが担うアート・デザイン領域の学びが重要視されはじめたようです。
あとはシンプルにMBA取得者に比べて、MFA取得者はまだまだ少ないというキャリア的希少性もあったり…
そんなMFAの学位が、上記「京都芸術大学 大学院」では完全オンラインで2年で取れるそうなので、気になるな〜と思ったりもしています👀
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ただとにかく出産を控えた短期的な目標としては、難しい理論とか「アートとは何か?」とかは一旦置いといて、描きたいものをさっと描けるような画力がほしい!というのが第一目標。(それが一番難しいのかもしれないけど…)
あとは自分で絵を描き始めると、今まであまり興味を持てなかったゴッホとかモネとかのいわゆる名画を観ることにちょっとずつ興味が湧いてきたので、せっかくの長い人生、そういった美術館巡りも楽しめるような美の教養をつけていきたいな〜という気持ちも芽生え…それなら産前産後も本読んだりできるかな〜📕
とにかく、このタイミングで絵に目覚めたおかげで
ので、なんだか日々潤ってる気がして楽しいな〜という記録でした🎨