【感想】真剣に生理の話をしよう
📘「真剣に生理の話をしよう」
鈴木なつ未 拓殖大学准教授・博士(スポーツ医学)
タイトルから気になり即購入したこちらの本、読みました。
大変共感できる部分がたくさんありました。一部抜粋します。
『自分の月経を知る(=記録する)ことは、自分の体と対話することです。その状態を人に伝えようとすることは、自らの内面や感覚を言語化することです。』
まさにその通りだと思いました。
12歳くらいで初経がきて、そこから約40年間毎月のようにやってくる月経。
私は大学生の頃から月経の記録をアプリで続けていますが、月経周期や期間の目安を全く把握していない友人が周りに結構多くて、、、😭
(月経がスタートしてから28日程度で次の月経が始まるが、それを知らないなど)
「あまりにも自分の体について無関心すぎないか??」と、女性の月経や女性ホルモンへの無関心さについて問題を感じていました。
月経はなんとなくやってきて、なんとなく終わる、ではなくて、
本書に書かれているように、まずは記録を通して自分の体について知ることから始めるべきだと思います。
・月経の記録(いつきていつ終わったか、付随する症状)
・体調:1〜10の中でどの段階か、主観的に判断
・基礎体温
・体重
・食事の内容
・食欲(あり、なし)
・気分
・練習メニュー
・緊張度、疲労度
※女性アスリートを対象とした項目です
毎日少しずつ記録を続けて、不調が起きても起きなくても常に自分の体について関心を向け続け、何か起きた時にすぐにそれを言語化できる状態を保っておくことが大事。
対処法は、専門家に聞くなり自分の過去の知見を試してみるなど、できることはたくさんあります。それを自分で考えてできることを「セルフコンディショニング」というのではないかと思っています。私がやっている運動器の機能改善も全く同じ考え。
自分の体に関心を持ち、状態を把握する。
そして自らととのえていく。
それが当たり前のようにできる人を増やしたいと思っています。
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