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子どもとcooking③キッチンで算数~5歳頃~3年生~

 キッチンには算数の要素がたくさんあります。年齢や、お子様の好きなこと、理解に合わせて楽しんでみてください。
 子どもは楽しいことが大好き!!楽しいことを見つけることも得意です。少し学びの要素も入れながら、楽しくcookingしましょう。


①数を数える

   →これは皆さんお料理ではなくてもいろいろなところでやっていると思います。
・食卓にもっていくお箸やスプーンを数えてもらう。
・冷蔵庫からじゃが芋、ピーマン、インゲンなどの豆類、おくらやミニトマトなど個数を指定して、だしてもらう。
・きゃべつやレタスの葉をちぎってもらうときに枚数をを指定して用意してもらう。
・ミカンを食べるときに何房あるか数えるのもいいですね。
数を数えることで何個、何枚、何膳、何杯と色々あることにも広げることができます。ミカンは1個2個と数えますが、皮をむくと房になりますね。たくさん楽しい気づきもでてきます。

②わけてもらう

   →割り算や分数につながります。
・切ったくだものなど例えばりんご8切れを4人で分けたら何個ある?とか、5個のミカンを3人で分けたら何個あまる?とか
・じゃがいもや人参をを半分に切ってねとか4等分に切ってねとか8等分にきってななどなど。
・ケーキやピザを分ける時も何等分とっても大切ですね。
まずは仲良く半分こからはじめてみましょう。

③水分をはかる

  →ml、dl、Lなど感覚的におぼえます。
・透明の数字の入っているカップで100ccづつはかってもらう
   →煮物、カレー、シチュー、スープなど
慣れたら200ccとか50ccとかはかってもらいましょう。
100mlは1dlだよーなど何回も何回も繰り返すうちに感覚的に頭に入ります。感覚的に覚えるということがポイントです。
・からになった牛乳パックに100ccづつ水を入れて1L=100ccが10杯分という感覚をやってみると、すぐに感覚をおぼえるとおもいます。
※お水も勿体ないので透明のプラコップに100ccのところに印をつけて、お風呂でせんめんきや、小さな桶など湯船の中ではかるのも楽しいですよ。湯船のお湯は100L以上なので、牛乳パックで何個分とか話をしてあげても楽しいですね。

④重さを量る

 できれば電子ばかりではなく目盛りを読むタイプのはかりがいいですが、
スプーンなど使ってお好み焼きを作るときなど小麦粉をはかってもらってもいいですね。
この時、一人分が○gだから2人分は?など話をひろげることでさらに学びは深まりますね。
簡単な計算は暗算で。難しい計算は、計算機を使うのも楽しいですね。

⑤タイマー

 キッチンタイマー、ストップウォッチ、アナログ時計の秒針など、お子様の気に入っているもので構いません。100均でどれでもそろうと思います。壊れても悲しくないものでしてみてください。1分は60秒という感覚がすんなり入っていくと思います。時間の計算は繰り下がりが60なのでここが感覚的に入ることはとっても大切なことだと感じます。

 キッチンには算数の要素がたくさんころがっています。そして、遊び感覚でできることばかりです。教科書や机で勉強するのではなく、理科の実験のように実際にやってみることで、そして繰り返しやってみることで理解の深さが全然違います。そして勉強するときに想像することが簡単にできますね。
感覚的に覚えることはとっても大切です。そして学校の授業は僅か何時間かでその単元が過ぎていきます。普段からやっていると学びも深くなり、
   単元が過ぎてしまっても忘れない=定着につながります。
少しだけ意識して声掛けをすることで楽しく学べるのでおすすめです。

今回は少し教育ママっぽくなってしまいました。(昭和ですね。平成、令和のママさんすみません。)理系ママの私からちょっとだけ算数が楽しくなるヒントとして受け取っていただけると嬉しいです。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

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