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記憶について

幼少の時のことをはっきりと思い出すことはできますか?
また、自分が遡れるいちばん古い記憶は何ですか?

先日、会社で先輩方と話していたときに、自分の過去やルーツの話になり、すごく覚えている人と全く覚えていない人でパキッと別れ、興味深いな〜この違いは何なのだろう?ということが気になっている。

全く覚えていない方は、
「記憶と言いつつも、それは意味を後付けした「創造」なのではないか。」とおっしゃっていて、
つまり、体験した記憶を思い返している現在の自分が思ったことが上書きされたストーリーを純粋な「記憶」と思い込んでいるのではないか、ということで、それを体験していた当時の自分は本当はそんなこと思っていなかったんじゃないか?みたいなこと。

そういうふうに考える人もいるのだなあ、確かに、一部はそうかもしれない、という納得と何となく違和感を覚えた。

わたしはその時の気持ちだったり、考えていたことを割とはっきり思い出せる部分があり、幼少から精神性がひとつづきで来ている感覚が強いからか、その部分が共感できなかった。

それから人によって記憶の認識に違いがあることがおもしろいなと思い、いろんな人にその感覚を聞いてみたいなーと思ったりしている。

いちばん古い記憶についても、ある人は就学前、ある人は中学生等々ばらつきがあっておもしろい。
あと、いちばん古い記憶でなくても、小さい頃の記憶って、何でそんなこと覚えてるんだろう?みたいなその人の着眼点とか個性みたいなものを感じられもする気がしていて、かなり興味がある。

ちなみにわたしのいちばん古い記憶は、まだベビーカーに乗せられていたとき、家族でディズニーランド に行った帰りの満員電車で人に酔い、父親のシャツに盛大にゲロを吐いたことです。
とにかく気持ち悪かったことと、父親が困惑と心配と服をゲロまみれにされて嫌そうな複雑な表情をしてたことを覚えている。
全然美しくないな。

印象に残っているのは保育園の節分で、運動場に放たれた鬼から泣きながら逃げていたとき、遊具の影を見つけ、ここなら安心…と思って隠れてたら園長先生に「ここに一人おるで!!!」と場所をバラされ、鬼が向かってくるトラウマ的記憶。
恐怖と園長先生のがよっぽど鬼やんけ…!!という怒りの感情もセットで記憶されている。
鬼よりも何よりも本当に怖いのは人。


これを読んでくれて、なおかつ暇で優しい人はぜひ印象に残っている記憶やいちばん古い記憶をこっそり教えて欲しいです。