できない動きは大きな武器になる
おはようございます。
愛媛県で理学療法士、スポーツトレーナーとして活動しています宇治村信明(うじむらのぶあき)と申します。
現在、スポーツをされている方だけでなく、多くの方々が何らかのトレーニングを行われているのではないでしょうか。
そのトレーニングをしている目的は何でしょうか。
スポーツをしている方であれば、パフォーマンスアップのためなら、競技練習だけやったほうが、うまくなるのではないかと思われる方もおられるのではないでしょうか。
結論から言いますと、
競技練習だけして、パフォーマンスがあがり、怪我もなくなることはない。
競技パフォーマンスのレベルを規定するのは、土台となる身体機能(身体操作能力)であり、競技練習以外に身体機能トレーニングを行うことが必要です。
トレーニングをする理由はいろいろあると思います。
・試合で勝ちたい
・パフォーマンスを上げたい
・ライバルとの差を埋めたい
・キレをよくしたい など
この目的が自分自身の中で明確になっていなければ、そのトレーニングがパフォーマンスアップを目的としていても、結果として低下させてしまう恐れがあります。
◾️日常生活・競技のパフォーマンスを上げるために
日常生活やスポーツ競技を行うのは自分自身の身体です。日常生活やスポーツ競技のパフォーマンスを上げるため、怪我を予防するためには、まず『自分の身体を思い通りに動かせる』必要があります。
自分が意図した動きと、実際に起こっている動きに差があれば、それは当然パフォーマンス低下を引き起こし、怪我のリスクを高めてしまいます。
朝起きた時、"今日は調子が良いぞ"と思っても、生活をしていくと朝感じた程、調子が上がらなかった。逆に朝起きて"今日身体が重たいな"と思っても、生活をしていくと朝感じた程、調子が悪く感じないと思われることが今までに1度は経験したことがあるのではないでしょうか。
パフォーマンスアップや怪我の予防のためには、まず"自分自身の身体を知る"ことが必要です。
当たり前のことかも知れませんが、とても重要なことです。
"自分自身の身体を思い通りに動かす"ためには、"動き作り"のトレーニングが重要です。
"動き作り"のトレーニングは、前回の記事でもお伝えした"神経系"に刺激を入れることのできるトレーニングです。
※動き作りについてはこちら
↓
https://note.com/rihauji/n/nc66955783717
日常生活やスポーツ競技では、一般的に行われているストレッチで、身体が柔らかい場合でも、動きの中でその柔軟性が発揮されなければその柔軟性は意味のないものになってしまいます。そのため、動きの中で様々な要素を同時に発揮できる状態になってこそ、パフォーマンスアップや怪我の予防に繋がると私は考えています。
はじめはなかなか思い通りに動けないと思います。そのできない動きは伸び代があり、その動きができるようになれば自分自身にとって大きな武器になります。
■まとめ
今回は、自分自身のパフォーマンスを高めるために、"身体を思い通りに動かす"ことの重要性についてお伝えさせていただきました。
また、できない動きは伸び代があり、できなかった動きができるようになれば、それは自分にとって大きな武器になります。諦めずに継続して行うことに意味があります。日々頑張っていきましょう。
継続は力なり。
僕のInstagramに、動き作りのトレーニング動画を投稿していますのでよろしければ見て行ってみて下さい。
https://www.instagram.com/ujimura.0311
最後までお読みいただきありがとうございました。