読書②Think clearly ~あー爽快!!!~
読んだ理由
Youtubeの『のがラジオ』で今年読んでよかった本2019Best3に選ばれたのがきっかけで、現代におけるより良い人生を送る為の思考法ということで話題になってたからです。本屋にも結構並べられてますね。
この本では52個の思考法が項目毎になっているので
気に入った5種類を紹介します。
【10】謙虚さを心がけよう
現在のあなたに有利にも不利にも働くあなた自身の価値観も、ものの見方も、思想も、あなたが自分で身につけたものではない。
今自分がいる環境は全て偶然であってたまたまである。つまり今後も偶然だし、今いる状況に感謝するべきとありました。確かに今自分がこの仕事出来てるのも、親が稼いでくれてたわけだし、勉強もさせてもらえてたと考えさせられます。
だから『今』を改めて感謝し、これからどう現実に向き合うべきかを考えることが大切だなぁーと思い返す気持ちが自然と出てきました。
【11】自分の感情に従うのはやめよう
「周りの人の感情」は常に真剣に受け止めるべきだが、「自分の感情」とは真面目に向き合う必要はない。自分の感情は、あたりを羽ばたかせておけばいい。
自分の気持ちって自分が思うから真実なんだと純粋に思っていたけど、ここでは自分の気持ちなんてただ外からやってくるのであって当てにならないと書かれています。
他人の気持ちは受け止めるべきだが、自分の気持ち(喜怒哀楽)にはいちいち付き合わず「あっ、また俺苛立ってるださ」くらいに思えると全然気持ちが変わるなぁーと。
これを極めると今流行りの【瞑想】をすることで得られるものと似た感覚にものるのかなぁと思ったりします。
ちなみに私は瞑想挫折組ですが…
【16】自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう
人間は、自分の『能力の輪』のうちがわにあるものはとてもよく理解できる。だが『輪の外側』にあるものは理解できない。あるいは理解できたとしてもほんの一部だ。
ここでは自分の欠点ばかり気にするのではなく、自分の得意なことに目を向けようとされている。苦手なことぼかりしても時間がかかる。だから苦手なことに不満を感じるのはやめて、『ひとつの分野』で抜きん出てるんだからそれでいいじゃないかと解説している。
自分も苦手なことあるし、『なんで自分はこれができないんだろう』って思うことって結構あります。その中でいちいち不満に感じず、他の人に任せてみるなり『自分はこれが得意だから別にいいんだ』と思えることで切り替えられます。
だけど『自分の得意なこと』ってなに?って正直思うので
何かでまとめてみるといいのかもしれません。
これをよんでくれてる方々は自分が苦手なことに悩んでたりしますか?それはもう考えなくていいそうです。
【19】SNSの評価から離れよう
『周りがあなたをどう思うか』は、あなたが思ってるよりもずっと、どうでもいいことだ。自分の面目や評判や名声に傷がつくことを恐れるあなたの『感情スイッチ』が必要以上に強くセットされすぎているだけ。
私は昔twitterなどのフォロワー数に一喜一憂してたこともありましたが、確かにそんなこといちいち考えてても何の意味もないなぁと反省してます。
これは私が普段、営業してても思います。
営業先の方や社内の人達から『この人には絶対俺嫌われてる』『この人自分のこと評価してくれてるのかな』って自然と考えちゃったりします。
それってこの文章読むと意味なんてないような気がします。
例え嫌われてたとしても自分のやるべきことは決まってるし、信頼されるような働きかけを怠らないことが大切だと信じたいです。
もちろん『相手がどう思ってもいい!!』とかじゃなくて、本とか周りの意見を大切にし勉強した上で考えることが大切なのかなと。
相手の感情なんて、コントロール出来ないんだから自分の感情をコントロールしよう!!
【31】性急に意見を述べるのはやめよう
これ、私が一番響いた節です。結構『知ったかぶり』で意見述べてるわ~!みたいなという感じです。
脳はどんな質問にも『答えを』見つけ出そうとする
人はよく【直感】で自分の興味ないテーマ、答えられない質問にまで発言しまいがちであり、それを『正当化』しようとしていることが多いそうです。
軽率に意見を述べる頻度が少なければ少ないほど、あなたの人生は向上する
この節を呼んで思ったことは私の場合は『政治がこうあるべきだ』とかではなく、仕事の中で思うことがあります。
『もっとこういう仕組みを作った方がいい』をよく考えがちで、同僚や上司に訴えたりする。それって相手にとってみたら否定し難いことでもあったりして、何となく問い詰められると意見に苦しさが出て、微妙な雰囲気になることがある気がします。
語り合うことが楽しいって考えることも出来ますが、安易に自分の意見が固まってないのに相手に熱く語ることはある意味【物足りなさ】を感じることもあるかなと思います。
【わからない】って言うのが怖いって気持ちが先行することが多いですが、自分が意見を述べなくても世間は回るから意見を言わないことも【カッコイイ】こととして自分では捉えてみます。
以上、感想でした!
迷ったときとか、立ち止まった時にもう一度この本に立ち返ってみたいと思える内容でした。自分の価値観って大切にするべきだが、考えすぎるのもよくない。
自分の人生って思ったより、考えすぎない方が良い方向に向かうのかもです。
これから頑張って本を解説する記事書いてみようと思います。